ぱちんこ依存問題相談機関の認定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信12月18日(第140号)で11月の相談数は527件(支援室50件)と発表。10月1日よりすべて沖縄事務所で1本化した集計。2018年1月からの累計5383件。2006年4月からの累計3万579件となった。
2017年11月より、相談時間を夜10時まで延長。6時間から12時間に倍増したことで、2017年11月〜2018年11月までの13カ月で相談は5878件(月平均452件)。相談以外の支援室対応517件(月平均40件)。また受付日は平日(祝日除く)で、月によって受付日数に差が生じるが、1日平均の多かった月は2月の26.53件、11月(2017)の25.95件、9月の25.72件。相談体制の強化が奏功して、11月(25.10件)も平均以上の相談対応ができたようだ。
今回、本人からの相談は268件(82%)、家族・友人57件(17%)、援助者2件(1%)。本人性別では、男性214(80%)、女性54(20%)。本人相談経路(268件中)では、ホール内ポスター112件、インターネット71件、不明・拒否52件、ホール折込チラシ12件、その他8件、ホール配布物7件、ホール貼付ステッカー4件、他の相談機関2件。
RSN機関紙さくら通信は、134号より多色刷りとなった。その添付案内として、1月6日開催の「依存問題基礎講座」の開催案内(遊技会館)では、「現代社会の○○症を考える〜『治療モデルから生活モデルに』」と題して、今井忠氏(東京都自閉症協会・理事長)を招き、多様な依存のあり方を探る。参加費は1000円で、対象は、依存の問題の支援に携わる(携わりたい)方(依存問題を持つ本人、家族向けではありません)。メールでの参加申込(氏名・所属・職種・電話・メール)が必要となっている(problemgambling-jccg@jcom.home.ne.jp)。お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)についてはRSNまで。