業界14団体で構成するパチンコ・パチスロ産業21世紀会(代表=阿部恭久全日遊連理事長)は5月14日、「パチンコ・パチスロ店営業における新型コロナウイルス感染症の拡大予防ガイドライン」を制定。
業界14団体で構成するパチンコ・パチスロ産業21世紀会(代表=阿部恭久全日遊連理事長)は5月14日、「パチンコ・パチスロ店営業における新型コロナウイルス感染症の拡大予防ガイドライン」を制定。このガイドラインは、地域の感染状況が一定の収束に向かい休業要請が解除されたパチンコ店が、営業を再開する際の基準として策定したもの。「広告宣伝の自粛」や「遊技客の間隔確保」「営業時間短縮」「景品カウンーでの対策」など、27項目について具体的な施策を明記。例えば、「台間ボードの活用、または1台おきに電源を落とした間引き営業を実施する。台間ボードがない店舗は、台間に透明のビニールシートの設置も検討する」や「店内音量を最小限に設定し、大声での会話が必要のない環境を保持する」「客同士の会話や密集を避けるため、休憩室やソファーなどの利用を制限する」「鼻水、唾液などが付いたゴミは、備え付けのビニール袋に入れて密閉して縛ること」といった具合に、その内容は多岐にわたる。21世紀会では「万が一、店内でクラスターが発生することがあれば、休業を求める声が高まり、全国のパチンコ店の営業はもとより、業の存続が危ぶまれる事態になりかねない」として、ガイドラインに沿った対策の徹底を求めている。