業界13団体で構成する「パチンコ・パチスロ産業21世紀会」は3月22日、トルコ地震緊急支援として、「認定NPO法人 難民を助ける会(AAR Japan)」に1,000万円を寄付した。
同日、難民を助ける会の東京事務局で行われた寄付贈呈式には、業界側からパチンコ・パチスロ産業21世紀会代表で全日遊連の阿部恭久理事長と、日遊協の西村拓郎会長、全商協の中村昌勇会長の3名が出席。阿部恭久代表は、「パチンコ・パチスロ産業21世紀会では、今回のトルコ地震で東日本大震災以上の被災があって多くの方が亡くなっているという状況を見て、業界としても何らかの形で支援をしなければならないという思いがあり今回の寄付となった。寄付金の送付先については、どういった形でこの寄付金を使っていただけるのかわかったほうがよいだろうということで、西村会長と相談させていただき、『難民を助ける会』であれば、現地に人を送って支援活動を行っているということなので今回、寄贈先とした。トルコ地震復興支援のため使っていただきたい」と述べ、難民を助ける会の堀江理事長に寄付金の目録を手渡した。
これに対し難民を助ける会から、21世紀会構成13団体に対し、感謝状が贈られた。また、贈呈式では、難民を助ける会の栁田純子氏によるトルコの現状報告も行われた。
難民を助ける会は、1979年にインドシナ難民支援を目的に日本で発足。これまでに、災害や紛争の発生時、緊急支援に67回出動、世界29,783,446㎡(東京ドーム637個分)の土地の地雷・不発弾を除去など、活動地域や分野を広げながら、65以上の国・地域で支援を展開。現在は「難民支援」「地雷・不発弾対策」「障がい者支援」「災害支援」「感染症対策/水・衛生」「提言/国際理解教育」という6つの活動分野を軸に、日本を含め、世界16カ国で活動している。
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