パチンコ業界の広告・宣伝に関わる企業で構成されるぱちんこ広告協議会(PAA)は、会員企業に対し広告宣伝の自粛などの適切な対応を求めていたことが分かった。
PAAが2月29日付けで会員企業宛てに送付した文書「新型コロナウイルス感染症に伴う広告宣伝の配慮について」では、「パチンコ業界において感染症の問題が鎮静化するまで、ホール組合団体等よりホール法人に対し、新台入替等の集客を目的とした広告宣伝の自粛を含めた適切な対応を要請するなか、PAAにおいてもこういった政府・業界団体の要請に協力する」との方針を示し、会員企業においても広告宣伝の自粛を含めた適切な対応を求めている。
会員企業であるゲンダイエージェンシーが運営するパチンコ・パチスロ情報サイト「パチ7」は4日、PAAより外出を伴うぱちんこ遊技を推奨、アピール、誘引することを控えるため、広告宣伝の自粛および表現に適切な配慮を求める要請が追加で発信されたとして、一部活動の自粛と自粛期間を延長することを報告。当初3月10日まで予定していた自粛期間を3月15日(予定)とし、パチンコ店で実施する実戦調査や来店企画に加えて、パチ7コンテンツの「本日のチラシ」を自粛する。
同協議会は2020年3月10日現在、66社が加盟しているが、ゲンダイエージェンシーをはじめ、一撃、三協エージェンシー、ダイコク電機の5社がホームページ上で活動の自粛や新型コロナウイルス感染症対策を表明している。
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