１１回目となる全国遊技業青年部交流会が１３日、岡山市北区のＡＮＡクラウンプラザホテル岡山において開催された。２６都府県の遊技業協同組合青年部から約１７０名が参加した。
岡山県遊協青年部会が幹事を務めた今回の交流会。冒頭、主催県を代表して岡山県遊協青年部会の光本秀兵部会長が「新基準機への完全シフトまで１年をきり、ホール営業にとって厳しい状況が続いているが、我々が引き継いできた業を良くも悪くするのも我々次第。今日集った各人が業界の未来に対して何かを感じ、遊技業界を新しい時代へ発展させるきっかけとなれば」と挨拶。
続いて岡山県遊協を代表して千原行喜理事長が登壇。千原理事長は基調講演等を通じて「青年部会員それぞれの活躍に業界の将来がかかっている」としたうえで、「全日遊連の加盟店舗数は閉店・廃業が相次ぎ、年末に９０００店舗を割った厳しい状況であるが、これからも業界に夢を持てる素晴らしい会となる事を期待する」と述べた。
基調講演では、全日遊連の阿部恭久理事長が「全日遊連の今後の展望」をテーマに講演。保通協の適合状況や、業界と政治、そして警察との関係構築、依存症対策といったトピックについてそれぞれ、過去から現在に至るまでの背景や今後の展望等について説明した。阿部理事長は「議論しながら前に進む事が大切。まとまりが無いと言われる業界だが、厳しい時代だからこそ団結し皆が同じ方向を向いて進んでいかなければ」と述べ、青年部会員がこれからの業界改革において活動の推進者となることに期待を寄せた。
その後、全日遊連の阿部理事長をはじめ、日工組の筒井公久理事長、日電協の兼次民喜理事長、全商協の林和弘会長、回胴遊商の大饗裕記理事長という業界主要団体のトップをパネラーとして招き、「パチンコ業界の今後の展望」をテーマにパネルディスカッションを開催。フリーライターのＰＯＫＫＡ吉田氏がコーディネーターを務め、パチンコホールの営業形態、パチンコで新たに認められた時短機能「遊タイム」やパチスロ６．１号機といった遊技機関連の動向、そして政治関連のトピックなどについて意見を交わした。
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