東京都遊技業協同組合(都遊協)は13日、ホームページに「当組合における新型コロナウイルス対応の状況と消毒液の全店配布について」と題した文書を掲出し、同組合における新型コロナウイルスへの対応状況を報告した。
それによると「東京都内にある763軒のパチンコ店で今日まで、クラスターが発生していないのは、遊技客が遊技中に喋ることがほとんどなく、タバコ臭いと評価される反面、一般的な屋内施設と比較し、非常に強力な空調機器を備えており、相当に換気環境に配慮していることが奏功しているのではないかと考えている」としながらも、今後もクラスターが発生しないための取り組みとして下記の3項目を報告した。
1.集客を目的とした活動の自粛
集客を目的とした活動として、各種媒体における広告宣伝を自粛するよう全組合員に要請。
2.感染症対策の継続的な取り組みについて
①従業員の出社時の体温計測
②従業員の可能な限りのマスク着用
③従業員の手洗い、咳エチケットの励行
④ホール内の消毒及び換気
⑤地域における感染状態等、最新情報の把握、など。
3.消毒液の配布
消毒液の確保等が困難だった店舗においても、感染拡大の防止に向けた取組みを確実に実行し、遊技客と従業員が安心できる環境を整えるため、全ての組合員店舗に消毒液セット(300~500台の中規模店・従業員30名程度で1カ月分)を3月14日から10日以内に配布する。配布セットには、弱酸性次亜塩素酸水溶液10リットル(400ppm)1本、同携帯用ボトル150ミリリットル(200ppm)5本が含まれる。
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