警察庁は3月31日、パチンコ・パチスロ21世紀会に「新型コロナウイルス感染症に係る感染防止の措置について(依頼)」と題する文書を生活安全局保安課長名で発出。
警察庁は3月31日、パチンコ・パチスロ21世紀会に「新型コロナウイルス感染症に係る感染防止の措置について(依頼)」と題する文書を生活安全局保安課長名で発出。これは、3月19日に新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が発表した「新型コロナウイルス感染症対策の現状分析・提言」で、①換気の悪い密閉空間であった、②多くの人が密集していた③近距離での会話や発声が行われたという、三つの条件が重なる場が最も感染拡大のリスクが高いと指摘されたことによるもの。「ぱちんこ営業においては、多くの人が密集した環境での遊技等、これら『3つの条件』を満たす可能性がある」とした上で、適切な対応を依頼。これを受け、日遊協(庄司孝輝会長)は4月1日、「新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応について(追加依頼)」という文書をホール会員に送付。専門家会議の提言の熟読を求め、「不要不急の外出自粛が要請されている地域の営業所において、周辺の商業施設が休業や時間短縮を行う中で、営業所のあり方に違和感がないように」配慮を促しているほか、「開店前から大勢の顧客が店頭に並んでいたことに対して厳しい意見も寄せられている」とし、それも考慮した上で、より一層の協力を求めた。