藤商事は2月8日に決算を発表。2024年3月期第3四半期累計(4~12月)の売上高は296億26百万円(前年同期比11.3%増)、営業利益は52億43百万円(同18.2%増)、経常利益は52億76百万円(同14.2%増)、純利益は39億82百万円(同0.9%増)となった。パネル販売比率増加にともない売上高は計画を下回ったが、経常利益については計画通り推移した。また、パチスロ機は主力タイトル「スマスロ とある魔術の禁書目録」の好調を受け、前期の販売台数を上回り、通期計画を達成した。
パチンコ機では、新規タイトルとして「Pゲゲゲの鬼太郎 獅子奮迅」「スマパチ ゲゲゲの鬼太郎 獅子奮迅SP」、主力タイトルの「Pとある魔術の禁書目録2」を市場投入したほか、その他のシリーズ機を継続販売し、販売台数は4.2万台(対前年同期比15.7%減)、売上高163億89百万円(同15.6%減)となった。なお、「Pとある魔術の禁書目録2」は、納品タイミングにより受注台数の約半数が第3四半期に、残りは第4四半期に売上計上される。
パチスロ機では、主力タイトル「スマスロ とある魔術の禁書目録」を市場投入したほか、一部地域を対象に「パチスロ 琉神-30 スイカバージョン」をテスト導入した。販売台数は通期計画の2.75万台を上回る2.9万台(対前年同期比71.5%増)となり、売上高は132億37百万円(同84.3%増)となった。
通期の連結業績予想は前回発表値から変わらず、販売台数をパチンコ機72,500台、パチスロ機27,500台とし、売上高420億円(前年同期比20.4%増)、営業利益50億円(同29.0%増)、経常利益50億円(同23.0%)、純利益35億円(同33.9%減)を見込んでいる。
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