東京商工リサーチは、愛知県名古屋市に本社を置くパチンコホール企業・赤玉が4月15日に破産を申請し同日、破産開始決定を受けたと報じた。負債総額は約37億円。
東京商工リサーチが報じたところによると、同社は東京都内で『アカダマサザンクロス』『アカダマキャニオン』『アカダマウエスト』の3店舗のパチンコ店などを運営。2005年4月期の売上高は約179億円だったが、競争激化や遊技人口の減少などで経営環境が悪化。リストラを進めるなどして改善を図ったが、2016年8月期(決算期変更)は売上高約69憶500万円にとどまり、財務内容の改善が遅れていた。運転資金が厳しさを増す中、今年に入って新型コロナウイルスの感染拡大の影響で客数が急減。さらに緊急事態宣言後の休業要請を受けて、4月13日から店舗を休業していた。
東京商工リサーチでは、新型コロナウイルス関連倒産と報じている。
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