日工組、パチンコ証紙枚数は前期比105%

日工組は5月27日、東京都中央区の組合会議室で第60回通常総会を開催。

日工組は5月27日、東京都中央区の組合会議室で第60回通常総会を開催。昨年度の証紙発行枚数は、パチンコが前期比約7万枚増の約132万枚(遊技盤約69万枚含む)、パチスロは同約12万枚増の約27万枚となったが、「依然として低い水準で推移し、極めて厳しい状況」と総括した。また、関係法令や自主規制を順守するために必要な特許が遊技機の製造・販売の妨げにならないよう、日工組と日電協、特許運営会社(日本電動式遊技機特許株式会社、日本パチスロ特許株式会社、日本遊技機特許協会)の3者で円滑にライセンスする仕組みを定め、昨年4月から運用を開始したほか、機歴管理された認定機であること、部品交換により、検定を受けた型式と同一の状態になること、設置先が決まっていることなどを条件に、設置外遊技機についても4月1日から部品供給を行うようになったことなどを報告。第1~6号議案すべてを可決・承認した。なお、警察庁保安課長による講話は、新型コロナウイルスの感染状況に鑑み、行われなかった。