攻めのスロット営業テクニック(執筆/PSトータルサポート・北野良)

連載中

2020.1月号/大量撤去明けの1月から、6月撤去に向けた準備を
2020年1月末の「高射幸性回胴式遊技機の設置比率」の自主規制については、延期されていた「15%以下」の期限の再設定で一応のメドがついた模様。とはいえ、年末の"外さざるを得ない"機種の大量撤去を考えれば、到底、安穏としていられる状況ではないでしょう。今月は大量撤去明け、2020年1月以降の機種構成について考えていきます。

2019.12月号/正解なき時代のホール営業 カギは"機種以外"にアリ
この号がお手元に届くのは11月下旬ということで、2020年1月末に期限が迫った「高射幸性回胴式遊技機の設置比率」の自主規制について、全日遊連における再検討の結果がすでに出ているころかと思います。「5%以下」の扱いがどうなるのか、気になるところですが、いずれにせよ、高射幸性機縮減は避けられない2020年前半戦について考えていきます。

2019.11月号/大手と同じ土俵は危険‼ 新台後追い戦略の落とし穴
年末の撤去と入れ替えに絡んだ、いろいろな"噂話"が聞こえてきます。やれ、「パチスロ北斗の拳 天昇」がウン万台だとか、やれ、「バジリスク~甲賀忍法帖~絆」の後継機は4段階設定なのでは、とか。依然として、われわれコンサルタントに「機械評価」を求めるホールさまも多いのですが...。今月は、この先の新台戦略について改めて説明したいと思います。

2019.10月号/楽しさこそがホールの商品 今こそ停滞感を打ち破れ
令和の時代に入り、政治に経済、流行と、社会は目まぐるしく移り変わっていきます。一方、ホールをはじめとしたパチンコ業界はというと、変化・進化とはとんと無縁。まるで昭和で時が止まったかのような状況を見るにつけ、思うのは「このままでいいのか?」。ある意味では、規則や機械性能以上に、業の未来を危機に追い込む"停滞化"について、私なりの見解を述べさせていただきます。

2019.9月号/意義を取り戻した設定機能 生かすも殺すも腕次第
現在、弊社クライアントを含め、多くのホールは客数も粗利もパチスロに依存しています。そんな中、懸念されているのは、高射幸性パチスロ機の撤去による稼働低下。一方、導入から半年以上が過ぎ、現状の6号機の特性も、うっすらと見えてきた状況。
そこで、今回は4号機、5号機の設定機能などと比較しながら、これからの6号機の使い方を提案していきたいと思います。

2019.8月号/大量撤去の難局打破に業界の"救済"は不可欠!?
ここ数回にわたり、認定切れ機の撤去対策を中心にお話をしてきました。願わくば、すべてのホールにおいて、この難題にすみやかに対処してほしいのですが、聞き及ぶところでは、いまだ「パチスロ北斗の拳 転生の章」などを設置するホールもあるとか。これから外されていく機械も、同じようなことにならなければよいのですが...。今回は現場を知る者として、そんな懸念に対する率直な"願い"も述べさせていただきます。

2019.7月号/ジャグラー減台期へ突入 バラエティーで活路を開け
3月の「みんなのジャグラー」に続き、6月には「ニューアイムジャグラー EX-KA」と、認定切れを迎えたジャグラーが、続々と撤去を迎えています。営業の趨勢を左右する看板機種だけあり、相談を受ける回数も桁違い。とはいえ、中小ホールではなかなか一定数の新台を確保しにくいのがジャグラー。そこで、この"営業の柱"が抜けた穴に、どう対処していけばいいかを考えていきます。

2019.6月号/約18万台の撤去に向け、今から準備と心構えを
現在、多くのホール関係者の頭を悩ませる、高射幸性パチスロ機の設置比率。長かったゴールデンウィークも明け、夏まで残りわずかとなり、いよいよ2019年後半に向け、大規模撤去に対する準備が必要となってきました。中古機を入れ替えの核にするべきか?撤去機に代わる6号機は出るのか?今回は、中古機市場の変化や6号機の適合率を踏まえ、入れ替えについて考えていきます。

2019.5月号/値崩れしない今こそ「新台高速回転」の実施を
高純増で、粗利がしっかり稼げる「Re:ゼロから始める異世界生活」が大ヒット。この勢いがどこまで続くのか、一抹の不安もありますが、5月の増産分は争奪戦の様相です。いずれにせよ、ようやく戦える6号機が登場したことで、ホールも、今まで以上に新台の良し悪しに敏感になるのは、間違いないでしょう。そこで今回は、新台にまつわる戦略について考えていきます。

2019.4月号/連休営業の見直しがユーザー回帰のカギに
三が日明けの金曜日に休みをとれば、最大9日連休だった2018~2019年の年末年始。当初、あまり期待していなかったのですが、フタを開けてみるとビックリ!支援先のデータは軒並み、予想を超える稼働となっていました。ここ数年の通例とは異なる動きを見せたユーザーの動向から、この先に控えた大型連休のパチスロ営業について、考えていきましょう。

2019.3月号/認定切れ機への対応が来年以降の明暗を分かつ
本格的な6号機時代に突入しましたが、いまだ五里霧中といった状況のパチスロ市場。とはいえ、現実として年内に約16万台といわれる認定機切れ機への対応を求められてきます。これだけ大掛かりな撤去となれば、その対策は重大な懸案の一つ。パチンコ島への変更か、島封鎖で乗り切るか。あるいは新台を購入すべきか...。考えられうる方策の中から、今のホールにとってのベターな選択を模索していきましょう。

2019.2月号/来店取材規制を契機に自店の販促の見直しを
来店取材系の、第三者を使った広告宣伝を規制する動きが広がっています。この流れについて、ホールの方々はどのように受け止めているでしょうか。私は、パチスロ営業の販促を考える契機にすべきだと考えています。それはどういう理由によるものなのかをお伝えした上で、パチスロの販促の基本について、あらためてご説明します。

2019.1月号/2019年の上半期6号機の主役は何か?
高射幸性機の15%期日延期で、ひと息ついたホールは多いことでしょう。しかし、市場は、いずれ完全6号機の時代を迎えます。スムーズに移行できるよう、6号機の導入も進めていかなければいけません。では、6号機を選ぶ上で、どんなところに注意したらいいのでしょうか?いまだ市場に絶対数は少ないものの、私なりの視点をお伝えしたいと思います。

2018.12月号/新規則機活用のカギは販売促進にあり
いよいよ、パチスロ市場にも新規則機、いわゆる6号機が登場し始めました。実質的な市場導入第1弾となる「HEY!鏡」の評価はまずまずのようですが、この後に続く6号機はどうか、気にしているホールは多いことでしょう。そこで、お伝えしたいのは、どんな遊技機も販売促進次第だということです。販売促進といっても多種多様。今回は私が重要だと思うポイントを書きたいと思います。

2018.11月号/6号機不足の中での15%規制の乗り切り方
6号機が、ほとんど型式試験に適合しない状況が続いています(7~9月の適合率は16.2%)。もし、この状況が2018年1月31日まで続いてしまったら、旧基準機の15%規制の順守が難しいとホールの皆さんは思っていることでしょう。では、6号機がない中で15%規制を乗り切るには、どんな機種戦略をとればいいのか? 「ジャグラー」シリーズの扱いを中心に、考えてみたいと思います。

2018.10月号/7000枚が1万枚に!?稼働向上七つのポイント
20スロの平均稼働で、数字を上げやすいレンジは7000枚~9000枚です。ビッグデータによると、全国の店舗平均が約9000枚ですから、全国平均か、それをやや下回るぐらいが、テコ入れしやすい店だということです。実際、大幅な改装をしなくても、稼働を上げた事例はしばしば見てきました。では、7000~9000枚の現状からどうすれば、脱却できるのか?意識するポイントは七つです。

2018.9月号/一人でも多くの集客へ 競合店と戦う方法
ホール営業は、ユーザーを奪い合うという点で、競合店との戦いの毎日です。加えて、遊技人口の減少が続く中、顧客を囲い込んでいくのは容易なことではありません。では、どのような戦略、戦術をとればいいのでしょうか?そこで、今回は、私なりの他店との戦い方をお伝えします。皆さんのホールの立ち位置に合わせて、参考にしていただければと思います。

2018.8月号/台数別パチスロ戦略 攻め方はどう違うのか
パチスロが150台のPS併設店から600台のスロ専まで、私の支援先には、さまざまなパチスロ設置台数のホールがありますが、台数に応じて、おのずと打って出る戦略、戦術は変わってきます。そこで、200台、400台、600台という三つの規模別に、攻め方がどのように違ってくるのか、考えてみましょう。

2018.7月号/2018年後半戦はジャグラー増台の検討を
2018年のパチスロ商戦も後半戦に突入しようとしています。
旧基準の高射幸性機の設置比率を段階的に引き下げていかなければならない一方、新機種は、5.9号機から6号機に移行していくことになるでしょう。旧基準機と5.9号機、6号機をどう使い分けていくか。頭を悩ませることになりそうです。そうした中、今から意識しておくことは何か? 「ジャグラー」シリーズの増台を考えます。

2018.6月号/遊技機依存から脱却 自店の努力で増客を
依然として、パチスロの稼働はゆるやかに下降し続ける中、今年のゴールデンウイーク商戦はいかがでしたか? 新機種の主役は5.9号機へと移行。さらに、秋には6号機が登場するとみられています。出玉性能がどんどん下がっていく中、手をこまねいていれば、稼働は下がるだけ。では、ホールは、どのような取り組みをしていけばいいのでしょうか。

2018.5月号/5.9号機と6号機どちらが得か?
今回も、前回に引き続いて、6号機について考えてみたいと思います。回胴式連絡会の申し合わせで傾斜値(純増)2枚規制が撤廃となったことなどから、5.9号機より、短時間でも楽しめる遊技機が期待できるといわれています。そのため、6号機が出てくるまで、パチスロの新機種は買い控えるとの声も聞こえます。果たして、そう決めつけてよいのでしょうか? 私の見方をお伝えします。

2018.4月号/新内規を踏まえて6号機像を考える
回胴式連絡会による6号機基準が4月1日の型式試験申請分から適用となります。2月1日の改正規則施行に伴い、5.9号機の自主規制を見直すことにしたもので、ART機における1ゲームあたりの傾斜値(純増)2枚規制の撤廃や、ナビに関する抽選確率などに設定差を設けられるようになりました。そこで、改正規則の下、6号機基準ではどのような遊技機が期待できるのか、考えてみます。

2018.3月号/今こそ考えてほしいパチスロ営業の原点
いよいよ2月1日を迎え、改正規則が施行となりました。回胴式連絡会が自主規制を緩和することを発表したとはいえ、パチスロの先行きに不安を抱くホール関係者は多いことでしょう。まさしく、今は大転換期。だからこそ、考えていただきたいのが営業の原点です。目先の利益にとらわれすぎて、最も大事にすべきことを見失ってはいないでしょうか?

2018.2月号/新台不足の中での低スロ稼働アップ策
パチスロは新台供給不足が続いています。この状況は今年の上半期も変わらないでしょう。こうした中で、私が先行きを懸念するのが5スロなど、低スロの営業です。低スロの台入れ替えは20スロに入れた新台の高速ドロップアウトでまかなうという、これまで多くの店でとってきた戦略が新台不足で成立しづらくなってくるからです。では、どのようにすれば低スロを活性化できるのか、考えてみました。

2018.1月号/顧客目線が問われる2018年のパチスロ営業
旧基準機をパチスロ設置台数の30%以下とする期日が過ぎ、規則改正に伴う認定申請作業も概ね済んだであろう2018年の正月を、ホールの皆さんはどのような意識で迎えたでしょうか? 気になるのは、顧客目線より自店都合を優先したかのような店が近年、目につくこと。どのような考えで今年のパチスロ営業に臨んでほしいのか、私の考えをお伝えします。

2017.12月号/2017年12月1日以降のパチスロ戦略の注意点
旧基準機をパチスロ設置台数の30%以下にしなければならない期日が目前。すでにほとんどのホールは、目標値をクリアしていることでしょう。一方で、パチスロ市場は先行きがきわめて不透明な状況にあることから、これでかじ取りが一段と難しくなったとして、頭を抱える方々は少なくないと思います。そこで、今回は、機種構成を中心に、今後のパチスロ戦略の注意点を整理しました。

2017.11月号/旧基準機30%規制にどのように対応するか
2017年12月1日が迫ってきましたが、ホールの皆さんは何の日か、ご存じですよね? 新基準に該当しないパチスロの設置比率を30%以下にしなければならない期日です。しかし、まだ、目標値をクリアできていないホールも少なくないと思います。総台数はそのままで、旧基準機を減らすのか。旧基準機はそのまま残し、総台数を増やすのか。また、前者の場合は旧基準機減台という戦力ダウンをどう補うのか。私の意見をお伝えします。

2017.10月号/6号機への移行期をどう乗り切るか?
自主規制により、パチスロは10月1日から5.9号機しか新台導入できないにもかかわらず、5.9号機の販売情報がなかなか伝わってこないまま、秋商戦に突入することになりました。懸念しているホールの皆さんは多いことでしょう。実際、10~11月は、ほとんど市場に新台が出てこない可能性もあると私は見ています。そこで、これからのパチスロ戦線をどのように戦っていけばいいのか、考えてみました。

2017.9月号/規則改正案から6号機像を予想する
今回の規則改正の目的は、遊技機出玉性能を従来のおおむね3分の2に抑えること。パチスロも、設定6の出玉率が従来の110%から115%になったほか、1回のボーナスの払い出しが480枚から300枚に下げられるなどの規制を受けました。では、これらの改正によって、パチスロ開発はどのような影響を受けるのか? 規則改正の内容をおさらいしながら、6号機像をAタイプ中心に考えてみたいと思います。

2017.8月号/規則改正の流れの中でのパチスロ戦略を考える
警察庁が遊技機規則の改正に向けて具体的に動き出し、パチスロは、いよいよ6号機時代の幕が開けようとしています。しかし、当面の間、市場に出てくるのは現行規則による遊技機です。10月1日からは5.9号機しか市場導入できなくなります。そこで、今年後半から年明けにかけてのパチスロ戦略の注意事項を考えます。

2017.7月号/スペック混在期における機械運用の注意点
パチスロ市場は新・旧の基準機が混在している状況が続いていますが、新・旧で明らかに何が違うかというと、その一つに挙げられるのがコイン単価。高コイン単価機と低コイン単価機では運用も大きく変わってくるはずです。ところが、それがうまくできていないホールの方々が目につきます。それはなぜなのか? 今回は新・旧スペック混在期の機械運用について考えます。

2017.6月号/今までのパチスロ営業をすべて否定する勇気を
「押忍!番長3」が登場以来、高稼働を維持しているのは明るい話題ですが、パチスロ市場全体としてみると、決して状況が好転したわけではありません。その要因の一つとして挙げたいのが、ホールの方々の営業姿勢です。業績が悪くなっているにもかかわらず、これまでのやり方にこだわっていませんか?他業態の事例も参考にしながら、今、パチスロ営業に求められるものは何か、考えます。

2017.5月号/販促で伝えてほしい自店のアツい思い
最近は、地域一番店以外に、ずば抜けて強い店舗が少なくなったように思います。その要因の一つとして考えられるのが、販売促進に対する取り組みの変化。広告宣伝規制の影響もあるのでしょうが、似たり寄ったりのPRが目につきます。遊技機の訴求力が落ちている分、販促の重要性は増しているのに、どこか冷めていませんか? そこで、今回は、販促に対する私の基本的な考え方をお伝えします。

2017.4月号/ジャグラーを例に設定について考える
今回は、設定について考えてみたいと思います。皆さんは設定、入れていますか? というのは、主基板制御のパチスロ、いわゆる新基準機は寿命が短いと言われますが、寿命が短いのは、機械の性能ばかりでなく、使い方にも要因があるように思うからです。それは、ジャグラーシリーズの稼働が今一つのお店にも言えること。では、新基準機とジャグラーは、どのような意識で運用したらよいのでしょうか。

2017.3月号/年末年始商戦からホール営業の姿を学ぶ
今年も早2カ月が経ちますが、今回は先の年末年始商戦の話をしたいと思います。予定どおりいった店、そうではなかった店、さまざまでしょうが、検証はしましたか? 厳しい状況に置かれるほど、目の前の数字ばかりに目を奪われ、検証はおろそかになりがち。そこで、弊社支援先のデータを中心に、年末年始商戦を振り返ってみると、稼働と粗利の考え方など、ホール営業に求められる姿が見えてきました。

2017.2月号/新基準機時代の新台導入を考える
最近、「新台の導入コストを減らしたい」という相談が一段と増えています。2016年は"当たり"の新機種がとても少なくない1年でしたから、新台の導入コスト削減を口にするホールの皆さんの気持ちはわかります。ただ、はなから機械代の削減ありきの考えで立ち向かうと、痛い目に...。そこで、今回は、新台導入の注意点について、あらためて考えてみましょう。

2017.1月号/低スロ増台に対して注意する事項
前回は、パチスロを増台するにあたっての注意事項について、20スロの増台を検討する場合を中心に整理しました。今回は、低スロを増台する場合の注意点について考えてみましょう。低スロはレートの多様化が進んでいますが、中でも軸となる5スロを中心に、最近導入店が増えている2スロ&1スロの話も交えながら整理します。

2016.12月号/どこまで増やせる!? パチスロ増台のヒント
今年に入って、パチスロ増台に動くホールが目につきます。パチスロが強い店舗が増台により、さらなる店舗力の強化を図るケースだけでなく、パチンコが強かった大手ホールがパチンコを減台して、パチスロを増台するケースも。いまだパチンコ市場が流動的な状況にあるため、「パチスロに力を」ということでしょう。しかし、増台するにあたっては、いくつかの注意事項も。今回は増台をテーマに考えます。

2016.11月号/5.9号機はどうなる? 今後の機種動向を占う
「バジリスク~甲賀忍法帖~絆」などの旧基準機がホールを支えた2016年。新基準機が苦戦する中、来年秋からは本格的な5.9号機時代に突入し、出玉性能はさらに抑制されることになります。不安を抱くホールの方は少なくないはず。そこで今回は、私なりに今後の遊技機動向を展望してみました。これからはゲーム性、演出面にあらためて目を向けるべきではないでしょうか。

2016.10月号/ユーザータイプ別機種運用のコツ
今年の初めから夏までのパチスロ市場は、集客に結びつく新機種が乏しかったと言えます。秋にはビッグタイトルも複数登場する見込みですが、過度な期待は禁物です。新機種導入に頼りすぎず、ユーザーの機種に対するニーズに柔軟に応えていくことが必要です。そこで、今回は、ユーザーの指向を「機種固定型」「好奇心型」「店舗追随型」の3タイプに分け、各指向ごとに、適切な機種運用のヒントを考えてみました。

2016.9月号/店舗規模ごとに考える2016年後半の営業戦略
純増2枚超ART機やAT機の新台設置がNGとなり、いよいよ2016年も後半に突入。弊社支援先のデータなどから、上半期に業績アップに成功した営業形態も見えてきました。そこで、今回は、その知見をもとに、"今が旬"の戦略を紹介します。ポイントは、大型店が低貸し増台、中型店がバラエティー充実、小型店が多レート化。店舗増を続けるコンビニに学び、店舗規模に合わせた戦略をとることが肝要です。

2016.8月号/100台設置も視野に!?注目の5スロ市場をひらく
運用次第では1パチ以上の利益も期待できる5スロ。先月号で触れたように、2015年後半から拡大の兆しが見られる注目株と言えます。そこで今回は、引き続き、5スロの戦略を検討してみたいと思います。20スロでは利益がとりにくい台を5スロに移動するなどして、1万1250枚稼働を目指しましょう。増台によって集客・利益双方のアップを図ることも選択肢の一つです。

2016.7月号/中年層が増加!5スロ運用のポイント
今年のGWは低スロが好調。特に5スロ稼働の大幅な増加が目につきました。背景には、20スロに飽き始めている30代から50代までの中年層の増加が考えられます。そこで、今回は5スロの戦略を検討してみましょう。注意すべきは、利益重視の営業。従来の「設定を入れない営業」からの脱却が必要になります。
4号機を打っていたような、中年層の心に刺さる機械の導入がポイントになるでしょう。

2016.6月号/客数比率ごとに考えるジャグラー利益向上戦略
先月も述べましたが、稼働だけで営業状況を判断することは禁物です。ジャグラーも例外ではなく、利益率を下げ、見せかけの稼働を維持しているケースがあります。結果として、利益増大のチャンスを逃していることも少なくありません。そこで今回は、ジャグラーの利益率アップ戦略を考えてみましょう。戦略を立てるためのカギになるのは、客数比率です。

2016.5月号/低すぎに注意!入替費用を示唆する利益率
最新の「風営白書」によると、ホールの大型化が継続中。稼働だけでは、店舗の営業状況が判断しにくい時代になりつつあります。そこで重要になってくるのが、売上の中で利益の占める割合を示す利益率。まだまだ、利益率を注視しているホール関係者は多くありません。今回はそんな利益率を見ることの意義と適切な利益率設定を考えてみましょう。

2016.4月号/ジャグラー層にも訴求?「南国物語」の可能性
次々に主基板制御の新基準機が登場し、「5.5号機」への移行が着々と進むパチスロ。パチンコから一部の客が流れるなど、有利に思える面があるとはいえ、油断はできません。まだまだ新基準機のスペックには、賛否両論あるからです。そこで今回は、定番機として評価が固まっている、Aタイプや30φ系を取り上げてみます。最新機種の「南国物語」を軸に、Aタイプや30φ系の扱いをあらためて見直してみましょう。

2016.3月号/五つのポイントで探る育成機種の可能性
1月から2月にかけて、注目度の高い新台が少ない時期が続きました。機械代がかかりにくいですから、自店独自の育成機種を作るチャンスといえます。こんなときは育成機種の可能性を検討してみましょう。大切なのは、設定判別が容易かどうか。今後、設定を入れた営業の重要性が増すからです。今回は、そんな育成機種選びのポイントを5点に分けてお伝えします。

2016.2月号/「ところてん方式」で新台不足期を乗り切ろう
昨年末から2016年春ごろまで、注目度の高い新台があまり多くありません。パチンコは甘デジばかり、パチスロは数自体も非常に少なくなっています。「待ち」の姿勢で、入れ替えを控えるホールも少なくないでしょう。しかし、こんな状況だからこそ、積極的に入れ替えを行うことが差別化につながります。そこで、先月号に続き、中古機を最速で導入・売却する「ところてん方式」を提案します。

2016.1月号/「高速回転型」が来る!?来年は新台動向に要注目
2014年9月から段階的に進んできた、パチスロの規制もいよいよ大詰め。昨年12月1日から、完全主基板制御の5.5号機だけが型式試験申請されるようになりました。5.5号機では、ATで出玉を増やせなくなるほか、ARTの純増枚数も規制されます。そこで、浮上するのが、注目機を最速で導入・売却する「高速回転型」の戦略です。今回は、今後のパチスロ新台動向を予想しながら、この戦略を提案してみます。

2015.12月号/進む低射幸性時代今後は低スロ市場が焦点に
2014年の試験方式変更、AT・MAX規制、そして現在進行形の釘問題...。今後は、低射幸化が進み、パチスロでは低スロが焦点の一つになるでしょう。そこで、あらためて考えさせられるのは、依存の問題です。パチンコ・パチスロ営業の低射幸化は依存問題を解決するのでしょうか。今回は、今後のパチスロ戦略に触れながら、依存問題についても考察してみます。

2015.11月号/AT規制時代始まるコンセプトの差別化がカギ
2015年はAT・MAX規制や釘問題に明け暮れた「規制の一年」でした。来年以降も、この規制の大波が収まる気配はありません。そこで、前回に引き続き、規制時代の営業戦略のポイントを検討してみましょう。いかに機械寿命を保てるか、いかに少台数の入替で集客できるか、そして、いかにコンセプトで差別化できるかが勝負になると考えられます。

2015.10月号/迫りくるAT規制時代に 求められる機械戦略
2016年7月末以降、メーカー団体の自主規制で市場からAT機が消えていきます。それに伴い、爆発力のある機械は登場しにくくなる見込みです。今、必要とされる営業戦略は、どのようなものでしょうか。今回は、今後のパチスロ生産台数縮小の可能性も考慮しながら、機種購入の指針となる「先行逃げ切り型」と「後追い差し込み型」という二つの戦略を紹介します。

2015.9月号/AT規制時代に求められる営業姿勢とは?
7月15日にAT機の自主規制策が発表されました。この措置によって、市場から段階的にAT機がなくなっていく見込みです。これからのパチスロ営業はどの方向を目指すべきでしょうか。今回は、あらためて基本に立ち返って規制について考え、今後の方向性を模索してみたいと思います。

2015.8月号/人口減少時代の中で求められる"価値"を探る
今後、人口減少に伴い、大型店の行き詰まりが予想されます。新台入替などに依存した営業では、立ち行かなくなっていくおそれがあるのです。パチスロに対するニーズはどこにあるのでしょうか。今回は、あらためてユーザーの求めているものを考えてみたいと思います。18歳~20代までの若年層と、30~50代のミドル層とに分けて考えます。

2015.7月号/人口減少時代を生き抜く! コンセプト別専門店の提案
今後、人口減少に伴い、若者だけでなく高齢ユーザーも減少する見込みです。この人口減少時代に、パチスロ営業はどうあるべきでしょうか。今回は "小型コンセプト専門店"に将来の可能性を見てみたいと思います。キーワードは「大型大衆娯楽場から、少人数向け小型店舗へ」。小型コンセプト専門店こそ、今後のパチスロ営業を支える業態になるかもしれません。

2015.6月号/設置台数ごとに考える パチスロ営業の注意点
「理想的な設置台数はどのくらいか」「最低限、必要な台数はどのくらいか」支援先などから、よく尋ねられる質問です。皆さんの関心の高いテーマなのでしょう。そこで、今回は、市場の一般的な傾向を確認しつつ、設置台数を検討する際のポイントをいくつか紹介したいと思います。台数ごとに、順に考えていきましょう。

2015.5月号/Aタイプを増台すべきか 稼働状況別アドバイス
高純増AT機の発売が少なくなってきている中、注目されているのがジャグラーや沖ドキなどのAタイプ機です。しかし、むやみにAタイプを増台すればいいというものではありません。そこで、増台のポイントを解説したいと思います。稼働に応じて、導入の際の注意点や導入の目安となる数値をご紹介します。

2015.4月号/販売台数減少時代のパチスロ営業戦略③
新台不足の中で適切なホール運営を行うためには、ユーザーの「パチスロを打ちたい」というニーズを満たすことが必要不可欠です。前回は、30~50代の男性層の傾向を考えました。今回は、引き続き、30~50代男性に対する営業戦略を検討した上で、若年層男女や高齢層男女に対する戦略についても考えてみます。

2015.3月号/販売数減少時代のパチスロ営業戦略②
新台不足の中で適切なホール運営を行うためには、ユーザーの「パチスロを打ちたい」というニーズを満たすことが必要不可欠です。現在、最大のパチスロユーザーは30~50代の男性層。そこで、今回は、このユーザー層の特性や傾向を考えてみたいと思います。さらに、これらのユーザー層をターゲットにした営業戦略や注意点についても触れます。

2015年2月号/販売数減少時代の パチスロ営業戦略①
今後、パチスロ販売台数が減少する気配が濃厚になってきました。魅力ある新機種が少なくなるため、ユーザーの減少も懸念される状況です。そこで、こうした状況をにらみ、注意点を再度まとめてみました。ポイントは、「ソフト面の強化に走るよりも、具体的なウォンツを満たす努力を」。新台不足の中での、ホール運営のあり方を考えてみます。

2015年1月号/どう変わるのか 2015年のパチスロ大予想
昨年の型式試験方法変更に伴い、パチスロが大きく変わり始めています。パチスロはどのような方向に進んでいくのでしょうか。ホ―ルはどのように対応すればいいのでしょうか。2015年のパチスロ状況を天気予報風に予想しながら、望まれる営業方法についても考えてみます。

2014年12月号/パチスロ規制の中でホールに考えてほしいこと
周知のように、9月16日の保通協申請分からパチスロの型式試験方法が変更され、これまで同様の高純増AT機が型式試験に適合するのは実質、不可能になりました。この影響により、当分はパチスロの新台が市場に出てくるペースは落ちる見込みで、すでにその兆候が現れ始めています。こうした状況の中で、ホールの方々に考えていただきたいことについて述べたいと思います。

2014年11月号/パチスロ営業の3要素③「情報発信」のツボ
これまで2回に分けて解説してきた「パチスロ営業の3要素」。初回は、目標と作戦をたてる「戦略・戦術」について。第2回は「利益コントロール」設定についての解説をしました。今回は、最後の要素「情報発信(販売促進)」についてお話します。また、それぞれに担当者を割り振り、役割分担をすることが効果的です。自店のパチスロ営業を3要素で見直していただけたらと思います。

2014年10月号/パチスロ営業の3要素②「利益コントロール」のツボ
前回から3回に分けて解説することとなった「パチスロ営業の3要素」。初回のテーマ「戦略・戦術」に続いて、今回は「利益コントロール」の重要性についてお話しします。要は、設定をどのように入れていくか、ということ。設定担当者の方々に、ぜひ、読んでいただきたいと思います。

2014年9月号/パチスロ営業の3要素①「戦略・戦術」のツボ
秋商戦を迎えるにあたって、自店のパチスロ営業を見直すホールの方もいることでしょう。パチスロ営業のかなめになっているのは何かをあらためて述べると、それは「戦略・戦術」「利益コントロール」「販売促進(情報発信)」の三つに大別されます。そこで、今回から3回に分けて、このパチスロ営業を支える3要素のポイントを、あらためて解説していきたいと思います。今回は「戦略・戦術」について取り上げます。

2014年8月号/メーン機不足の夏商戦 8月をどのように戦うか
本誌が手元に届くころは夏商戦の真っただ中。皆さんは、どのようにパチスロ営業を展開しているでしょうか? メーン機種不足のまま突入した今年の夏商戦ですので、苦戦しているホールの方々も少なくないかもしれません。そこで、これから迎える8月の戦い方について考えてみたいと思います。

2014年7月号/貯メダル・再プレーの相互乗り入れ活用法
この夏商戦に向けて、パチスロを増台するホールが相次いでいるようです。現在の総設置台数は約150万台ですが、このままいくと、170万台時代も夢ではないかも...。しかし、一方で、メーン機不足が続く状況の中、どのように店作りを組み立てるべきなのか。今回は、異なる遊技料金による貯玉同士の、いわゆる相互乗り入れの活用法を、ひと足早めに考えてみました。

2014年6月号/ホール・メーカー双方に考えてほしい現状打開策
この春、パチスロの保通協の型式試験の適合率が一段と悪くなっています。一方で、各メーカーの販売できる手持ちの機種は多くないと言われていることから、今後のパチスロの新台動向に不安を抱いている読者も多いかもしれません。こういう中で、ホールやメーカーが取り組んでいくべきこととは何なのか。今回は、少し大きな視点で、これからのパチスロ市場について考えてみたいと思います。

2014年5月号/ファン目線のパチスロ集客戦略
警察庁が3月7日に公表した「平成25年版風営白書」によると、2013年12月末現在の全国パチスロ総台数は4年連続で増加し、160万台を突破しました。私の予想以上のペースです。しかし、一方で、パチスロ参加人口は頭打ちなのが現状です。この状況を打開するため、ホールに必要なことはファン目線に立って考えてみることです。そこで、今回はファン目線の集客戦略について、あらためて考えてみたいと思います。

2014年4月号/東京・秋葉原から見たパチスロ市場の将来
今年もパチスロがホール営業をけん引するという私の市場展望は、前回述べたとおりです。では、具体的に、パチスロはどれぐらいのけん引力を発揮できるのでしょうか? そこで、私が皆さんに注目していただきたいのが東京・秋葉原というエリアです。同地は近年、ホール間の戦いが激化。主力となるホールのパチスロ比率がいずれも非常に高い商圏。秋葉原から見える、今後のパチスロ営業のキーワードとは何なのでしょうか?

2014年3月号/より重要性を増す2014年のパチスロ営業
今年も早くも2カ月が経ちましたが、パチスロの業績はいかがですか? 一昨年の後半ごろから頭打ち傾向にあるとされるパチスロ市場ですが、今でもパチンコよりは、皆さんのお店への貢献度が高いのではないでしょうか? 今年もパチスロがホールをけん引していく状況は変わらず、より重要性が増す1年になるのではないかと私は見ています。その理由を説明します。

2014年2月号/今のホールに欠けている粗利と設定のバランス
前回は、年明けのパチスロ戦線における新台購入のポイントについて考えました。今回は、2014年上半期という、もう少し長いスパンで業界動向を見据えながら、パチスロ営業の注意点をまとめてみたいと思います。例えば、粗利。最近、粗利がとりやすい機種が増えてきたように思われますが、皆さんは、どのように受け止めていらっしゃいますか?

2014年1月号/年明けのパチスロ戦線で考えるべき入替戦略
昨年末から年初にかけて、続々と新機種が登場するパチスロ市場ですが、思ったように稼働が上がらない状況も少なくないようです。そこで、今回は、最近の新台購入のポイントについてお話ししたいと思います読者の皆さまは、新台の導入を検討するとき、何を基準に考えますか?

2013年12月号/貢献度の高いバラエティー島の作り方
メーンとなるべき機種が不足がちのため、パチスロ営業におけるバラエティーコーナーの重要性が増しています。実際、稼働貢献度・粗利貢献度において、自店の平均を上回るバラエティーコーナーを有するホールは少なくありません。そこで、貢献度の高い同島の作り方についてお話ししたいと思います。

2013年11月号/苦境のときこそ必要な顧客を楽しませる営業
前回は、パチスロ増台時代がもうしばらく続くのではないか、という話をしました。この年末も、各メーカーから新機種が続々と市場導入される予定の中、実際、パチスロの増台を検討しているホールの方々は少なくないようです。しかし、今は「新台を入れただけで、客が集まり、利益が取れる」時代ではありません。ファンの減少傾向に歯止めをかけ、再び上昇気流に乗るためには、何が必要なのでしょうか?

2013年10月号/パチスロ設置台数はどこまで増えるのか?
全日遊連調べによると、全国のパチスロの設置台数は7月末現在、約146万7000台。1月末に比べて2万台以上増えています。しかも、これは組合員店舗だけのデータ。警察庁の風営白書によると、すでに昨年末の時点で150万台を突破しています。そこで、この「パチスロ増台時代」はいつまで続くのか、ホールは、どんな点に注意してパチスロ営業をしていけばいいのかについて考えます。

2013年9月号/200~300台のスロ専が生き残る方法
全国的に店舗の大型化が進み、いまやパチンコ・パチスロの併設店でも、パチスロの設置台数が400台前後、あるいはそれ以上のホールがめずらしくありません。一方、パチスロ専門店は、その多くが300台前後より小さな規模です。単にスロ専というだけでは、併設店に勝てない時代になってきたと言えるでしょう。では、200~300台のスロ専はどこに活路を見出せばいいのか? その方法を考えます。

2013年8月号/若者パチスロファンを増やす方法を考える
近年、業界では、若年層の客離れが深刻化しています。特にパチンコが問題になっているようですが、パチスロも例外ではありません。では、どうすれば、若者客を自店に取り込むことができるのか? 今回は、その方策について考えてみたいと思います。

2013年7月号/2・4・8・10 低スロ成否のポイント
本連載では、安直な低スロ導入にクギを刺し、「20スロでも、まだ、やれることがあるはずだ」ということを、繰り返し、ホール読者の皆さんに提言してきました。しかし、低スロそのものを否定しているわけではありません。要は、取り組み方次第。そこで、2スロ、4スロ、8スロ、10スロのポイントを解説します。

2013年6月号/台粗利を5000円にするパチスロ中古機活用術
パチスロ営業は台粗利3000円が一つの目安とされる中、皆さんのお店の平均台粗利はどれぐらいでしょうか。「とても3000円になど届かない」という方々も少なくないのでは? 今回は、その台粗利を5000円以上にすることさえも可能という、中古機市場の有効な活用法について解説したいと思います。

2013年5月号/稼働1万5000枚のホールを作る方策
全国的にパチスロの業績が悪くなりつつあるとはいえ、稼働が1万2000枚前後のお店は、まだ、各地に少なくないことと思います。「かつては、それぐらいの稼働だった」という店になれば、もっとその数は多いはず。しかし、1万5000枚クラスになると、未経験の店長が多いのではないでしょうか? そこで、今回は、稼働1万5000枚を達成する方策について考えてみたいと思います。

2013年4月号/ジャグラー&ハナハナの拡充・強化を図る
前回は、パチスロの稼働減少の中でホールが考えるべきこととして、増台するにしても、低貸し比率を高めるにしても顧客目線が重要だと言いました。また、低貸し拡充の前に、20スロ営業でできることがあるはずだとも述べました。その20スロ営業で特に力を入れてほしいのが、ジャグラーシリーズといわゆる30φ機。今回は、その理由と具体的施策について解説してみたいと思います。

2013年3月号/稼働の減少傾向の中でホールが考えるべきこと
依然として、パチスロを増台するホールが後を絶たないようです。しかし、パチスロ人口が減少傾向にあることは、前回も述べたとおりです。そこで、今回は、現在のパチスロ営業で注意しなければならない点について、あらためて考えてみたいと思います。

2013年2月号/2013年前半のパチスロ市場大予想
2013年がスタートして約1カ月。皆さん、いいスタートダッシュは切れましたか? 一昨年、昨年と、パチンコの不振をカバーしてきたパチスロですが、今年はどのように動いていくのでしょうか。昨年秋以降の流れを踏まえながら、今年前半のパチスロ市場を展望します。

2013年1月号/遊技の止めどきを延ばす有効施策を考える
稼働を上げるには、「入口」、もしくは「出口」の施策を強化するしかありません。入口に関する施策とは「集客施策」、出口に関する施策とは、止めどきを後ろ延ばしにする「止めどき施策」のこと。前回は、集客施策について取り上げました。今回は、この止めどきを後ろ延ばしにする施策について考えてみたいと思います。

2012年12月号/パチスロ人口を増やす方法
今回は、稼働を上げる、もっと重要なお話をさせていただきます。それはパチスロ人口をいかにして増やすか、ということです。パチスロ市場は一時の低迷を脱し、回復傾向にあると言われますが、私は、それほど多くパチスロファンが増えたとは思っていません。では、一体、どうすればいいのでしょうか?

2012年11月号/低スロブームの行く末
1スロ、2スロ、2.5スロ、4スロ、8スロ、12.5スロ...。パチスロにおいても、10スロや5スロのみならず、さまざまな低貸し営業形態のホールが登場するようになりました。この低スロはどこまでブームとなるのかについて、今回は考えてみましょう。

2012年10月号/パチスロ天気予報 年末以降の市場を考える
この1~2年、回復傾向にあったパチスロ市場ですが、ここにきて射幸性に関する自主規制の動きが具体化するなど、先行きが不透明な状態になってきています。そんな中、どのようにパチスロ営業のかじ取りをすればいいのでしょうか。そこで今回は、年末から来年にかけての市場動向を予測してみたいと思います。

2012年9月号/スロットの販売促進で不可欠な視点とは何か
チラシ・DM、店内ポスター、メール配信、ホームページ更新など、皆さんのホールでは、さまざまな販売促進活動を行っていると思います。しかし、その結果、どれだけの効果を出しているでしょうか? また、スタッフ自身、どこまで効果を意識して、販促に取り組んでいるでしょうか? 今回は、スロットの販促で不可欠な視点について考えてみたいと思います。

2012年8月号/この夏、考えてほしい20スロでの勝負
まもなく、お盆商戦を迎えようとしていますが、皆さんのホールの稼働状況はいかがでしょうか。さて、今回、取り上げるテーマは20円スロットの活性化についてです。今、パチスロ市場では5スロや10スロの導入比率が少しずつ高まっており、今年の秋か、遅くも来年前半には本格的な低スロブームがやってくると思われます。でも、まだまだ20スロですべきことがあるはずだということを、今回はお伝えします。

2012年7月号/ジャグラーシリーズの適正な客滞率②
今回も、前回に引き続き、ジャグラーシリーズの客滞率分析がテーマです。前回は客滞率チェックシートの作り方を中心にお話しました。今回は、このシートのより具体的な活用方法について、シミュレーションデータや実例をまじえながら、解説したいと思います

2012年6月号/ジャグラーシリーズの適正な客滞率①
今回も、前回に続いて、ジャグラーシリーズがテーマです。繰り返しますが、ジャグラーなくして、パチスロ営業は成り立ちません。しかし、一方で、ART機ブームの中、ジャグラーの集客に悩んでいるホールも多いはず。そこで、今回と次回は、まるで魔法のように同シリーズの稼働がぐんぐん上がる、北野流活性化策についてお伝えしたいと思います。

2012年5月号/ジャグラーシリーズの活用方法を再考する
今回のテーマは、ジャグラーシリーズについてです。ART機がパチスロ市場で勢力を伸ばしていることもあり、「ジャグラーの稼働が少し悪くなってきた。もう一度、稼働を上げたい!」というホールの方々の声をよく聞くようになりました。確かにART機が人気だとはいっても、ジャグラーなくしてパチスロ営業は成り立ちません。そこで、今回は同シリーズの活用方法について、あらためて考えてみたいと思います。

2012.4月号/広告規制、入替競争の今後をどう乗り切るか
広告・宣伝規制がどんどん厳しくなる中、「北斗の拳」の稼働に限界を感じ始めているホールも少なくないのではないでしょうか。4月からパチスロの型式試験の試験内容が少し厳しい方向に見直されるとの話も聞いております。そんなわけで、明るい材料はあまりないのですが、今のところ今年の前半戦はやはりパチスロ優勢で市場は動くと思われます。

2012.3月号/中古機を徹底活用した「高速回転コーナー」
ホールに伺うと、3年間入れ替えしなくて良いBOXを作りたいなどの話を耳にすることがよくあります。確かにその考え方にも一理あるものの、過去に入れ替えなしの「〇〇専門店」、例えば「ミリゴ専門店」や「北斗専門店」などがありましたが、いずれも長い目で見るとうまくいかなかったと思います。一言で言えば、無理があるのです。やはり入れ替えは必要不可欠。今回は中古機を利用した高速回転コーナーを紹介したいと思います。

2012.2月号/設定配分の前に行うべきチェック
「北斗の拳」「押忍!番長2」といった主力機の調子はいかがでしょうか?
最近ではパチスロを増台している店舗も多く、どの商圏にも人気台が過剰に供給されている感があります。そのような状況の中、前にも増して重要になっていると考えられるのが設定配分。何となく曖昧な考えで設定配分をしているうちは、業績アップはなかなか望めません。

2012.1月号/2012年がスタート!! パチスロ市場を大予想
読者の皆さま、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今年も1年間、パチスロについて書かせていただきます。さて、今回は1月号ということもあり、北斗、番長2の今後、パチスロの総設置台数の変化、IN枚数の増減など、2012年のパチスロ市場を大胆に予想してみたいと思います。

2011.12月号/設定配分上級編 "波"から考える
今回は、前回に引き続き「設定配分」の考え方について説明したいと思います。
前々回は初級編として、「利益は取りやすい台(稼働の高いカド台、新台、人気台など)から優先的に確保する」という考え方を、前回は中級編として、差玉を軸にしながら設定を投入するという手法について説明しました。今回は上級編として、機械の波に着目する考え方をお伝えしたいと思います。

2011.11月号/「設定配分」中級編 差玉設定調整の手法
今回は、前回に引き続き「設定配分」の考え方について説明したいと思います。前回は初級編として、「利益は取りやすい台(稼働の高いカド台、新台、人気台など)から優先的に確保する」などの基本的な考え方を述べました。今回は一歩進んで中級編です。差玉を軸にしながら設定を投入するという、非常に重要な手法について紹介させていただきます。

2011.10月号/「設定配分」の基本的な考え方
前々回はスロット営業における月次計画の立て方、前回は「修正稼働」という概念を用いた実績管理の仕方を説明しました。設定配分というのは、この二つができて初めて取り掛かれるものです。広告・宣伝規制の強化の影響で、出玉イベントが難しくなった今、きめ細かい設定配分は、これまで以上に重要になります。今回紹介するのは、あくまでも設定配分の初歩ですが、参考にしていただければと思います。

2011.9月号/「修正稼働」を使った実績管理手法を学ぶ
前回は月次の営業計画の組み方について述べさせていただきました。
今回は引き続いて、日々の実績管理のポイントについて説明しようと思います。日々の実績管理において、当社が重要視しているのは「修正稼働」という概念です。聞きなれない言葉だと思いますが、使い慣れれば非常に有用ですので、ぜひとも活用していただきたいと思います。

2011.8月号/四つのステップでOK! 稼働が上がる月次計画
スロット市場は、年末にかけて話題機が続々と登場することで、まだまだ伸びる可能性が十分にあります。そこで、機種選定やイベント以上に大切になってくるのが、日々の利益コントロールです。現場責任者の中にも、これに頭を悩ませている方も多いことでしょう。今回は、稼働や粗利などの営業計画について、その組み立て方を解説します。

2011.7月号/機械導入の遅れによる下半期の戦略見直し
今年の上半期を振り返ると、昨年から続くパチンコの稼働低下に加え、東日本大震災の影響により、多くのホールで厳しい営業状態に置かれていることと思います。一方で、スロット好調をキープし、利益をアップさせているホールも確実に存在します。当社の支援先ホールでも、7割以上はスロットの稼働が上昇しており、明暗が分かれています。その違いはどこにあったのか、検証してみましょう。

2011.6月号/雑誌系イベント、成功のカギと増台の秘策
原稿を書いているのは、4月後半ですが、みなさまがこれを読んでいるころは、G.W.も終わり一段落といった時期だと思います。今年は、東日本大震災の影響で、多くの新台が導入延期となり、厳しいGW商戦になったのではないかと推測しています。次は、後半戦のヤマ場であるお盆商戦です。一足早い準備が、競合店との決定的な差を生みますので、下半期のスロット動向には注意していただきたいと思います。

2011.5月号/新たな可能性を示す10円・12.5円スロット
今回は、低玉貸し営業における新潮流について解説したいと思います。低玉貸しというと、パチンコでは1円に続き、2.5円も全国各地でブレイクしつつあります。一方、スロットについてはどうでしょうか?現在は、5円スロットが一般的ですが、10円・12.5円スロットにも注目が集まっています。導入を検討されているホールも多くいらっしゃることでしょう。

2011.4月号/稼働・粗利をUPさせるバラエティーコーナー術
5号機時代は一部の大規模ホールを除き、スロットのラインアップについて、多機種・少数台の傾向が強まっていると感じます。この傾向を端的に表しているのが、バラエティーコーナーの充実です。特に近年は、低玉貸し営業の普及も手伝って、多くのホールがバラエティーコーナーに力を入れ、全台バラエティーというお店も登場しています。

2011.3月号/新台機種選定のポイント解説
毎月、さまざまなスロット機が登場しますが、ホールのみなさまは、新台購入の基準をどこに定めているでしょうか?スペック、液晶、メーカーブランドなど、それぞれの判断基準があると思います。今回は、そんな機種選定についての話です。当社が機種選定を行う際に基準にしているノウハウの一部を紹介しましょう。

2011.2月号/スロット増台の要点とホール事例の考察
昨年はスロットの増台を行うホールが相次ぎました。今年も、こうした傾向が続くことが予想されますが、増台に最適なタイミングとはいつでしょうか? 私は本格的な増台には、春をオススメしています。パチンコ業界は、例年、春から夏にかけて人気機種が登場し、客数の伸びも大きくなります。昨年も、「エヴァ~魂の軌跡~