大阪府が店名を公表したパチンコ店に行ってきた

大阪市平野区にある『丸昌会館』

大阪府の吉村洋文知事は24日午後の会見で、新型インフルエンザ等対策特別措置法第45条第2項に基づいて施設の使用停止(休業)の要請を行ったパチンコ店6店舗の店名を公表。これを受けて編集部では、『丸昌会館』(大阪市平野区)、『だるま屋』(大阪市平野区)、『ベガス1700枚方』(枚方市)の3店舗の状況を確認すべく、現地に行ってきた。

平野区にある2店舗は同じホール企業が運営し、『丸昌会館』は大阪メトロ・平野駅前に立地する”パチンコ屋さん”という雰囲気が漂う店舗だ。また、『だるま屋』は低貸専門店で地元客が通うような店舗。店舗周辺は町工場などが多い下町であり、来店客はみんなリラックスしたスタイルで普段通りに店頭でタバコ一服してまた中に入っていくという、いつもの風景が見られた。

一方の『ベガス1700枚方』は、大阪府で最大級の設置台数を誇る郊外型の大型店舗。営業時間の短縮、パチンコ・パチスロ台を1、2台空けて稼働させる間引き営業、さらにカウンタースタッフは頭部全体を覆うカバーのようなものを着用しながら業務を行うなど、感染防止対策を徹底している印象だった。

いずれの店舗においてもそれなりの遊技客がいた。特に若者が多かった。また、『ベガス1700枚方』では、「Pフィーバー戦記絶唱シンフォギア2」をはじめとした人気機種のコーナーは1台おきの稼働とはいえ、ほぼ満席という状況。店内3カ所に設けられた喫煙ブースにおいては、密集空間を避けるため2名までの利用を呼び掛けているものの3名、4名が一度にタバコを吸う場面を何度も見かけた。専門家が見ると「3つの密」がクリアできていない施設となるのだろう。

これらの店舗が明日以降も営業を続けるのか、引き続きウォッチしていきたい。

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