2月1日に「ZENT豊橋藤沢店」(愛知県豊橋市)をグランドオープンする善都は1月29日、オープンに先立ちメディア・業界関係者向けの内覧会を開催した。
24店舗目となる同店は、同社初となるMEGAドン・キホーテ店内のテナント出店ということに加え、小坂店、可児店に続く同社3店舗目の全席禁煙店舗。セルフカウンター、紙幣事務所搬送装置、ウエアラブル端末、清掃ロボット、賞品自動販売機といった最新の設備機器による省力化、そして『SNS映え』をコンセプトにしたプロジェクションマッピング、大型サイネージ、インタラクティブサイネージを導入するなど、機能面だけでなくビジュアル面でも時代の1歩先を行く近未来化モデル店舗となっている。
同店の概要を説明した柘植敦司店長は「我々が考える省力化とは、機械に任せる業務は機械に任せ、人にしかできないお客様との接客、接遇をより密に、より力を入れて行うことでお客様に楽しんでいただくこと。省力化により業務効率の良いホール回りが実現可能となり、これまで以上に質の高い接遇、快適なホール空間の提供ができるだろう」と述べた。
スタッフはそれぞれウエアラブル端末を装着。呼び出しボタンが押されるとバイブレーションとともに呼び出されているエリアが画面に表示される。従来のように、呼び出しランプが付いている場所がないか探す必要がなくなるうえ、呼び出されている場所を瞬時に把握できるため、迅速な対応が可能となる。
メインとなるエントランスにはインタラクティブサイネージを設置。上部のセンサーにより画面を触ると海の生き物が寄ってくるという、ちょっとしたアトラクションとなっている。エントランスはMEGAドン・キホーテとの共用スペースとなっており、18歳未満の子どもでもインタラクティブサイネージを楽しむことができる。
獲得した出玉をお客様自身が賞品と交換するという賞品自動販売機。欲しい賞品の番号を入力すると必要な玉・メダル数が表示され、会員カードもしくは一般カードをリーダーに挿入すれば賞品が出てくる仕組みだ。
また4台のカウンター中、2台がお客自身で賞品交換を完結することができるセルフカウンターとなっている。カード挿入口にICカードを挿入すると獲得できる賞品の数が表示され、お客はこの表示内容を確認したうえで、交換ボタンを押すと自動で賞品が出てくる。なお、端玉はカウンター横に設置された什器から玉・メダル数に応じた賞品を受け取る。お客はスピーディーに交換することができる。
都筑善雄代表取締役社長は「当社は創業以来、いろんなことにチャレンジしてきた。豊橋深沢店の出店も業界に先駆けた取り組みで新たな道を切り開いていくためのチャレンジ。常に早いスピードで変化する社会において、お客様のニーズも先取りしていけるような企業を目指していく」と力強く語った。
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