円谷フィールズホールディングスが11月14日に発表した2025年3月期第2四半期（中間期）決算は、売上高が前年同期比31.7％減の457億60百万円、営業利益が同24.2％減の40億71百万円、経常利益が同9.8％減の53億30百万円、純利益が同31.5％減の28億23百万円だった。

PS事業セグメントの当中間期の業績は、売上高371億96百万円（前年同期比37.0％減）、営業利益31億22百万円（同30.7％減）。遊技機販売台数は、パチンコ機が前年同期比75.6％減の20,961台、パチスロ機が同31.3％減の27,675台と、いずれも前年同期と比べ大幅に減少した。なお、第3四半期はパチンコ機「P 宇宙戦艦ヤマト2202 超波動」、「ゴジラ対エヴァンゲリオン セカンドインパクト G」等3機種、パチスロ機「スマスロ モンスターハンターライズ」、「L 犬夜叉2」等3機種の計6機種を販売し、既に計画通り完売。さらに「e ULTRAMAN 2400★84」の販売を開始している他、「L 東京喰種」の販売も発表している。また、エース電研は、機器設置工事等が堅調に推移したことに加え、改刷対応も追い風となり、第1四半期に続き業績は好調、PS事業の利益を押し上げた。

コンテンツ＆デジタル事業セグメントの当中間期の業績は、売上高79億96百万円（前年同期比7.9％増）、営業利益21億17百万円（同6.9％増）。主に海外MD／ライセンス収入が増加したことから、売上、利益共に前年同期を上回った。

通期の連結業績予想については前回発表を据え置き、売上高1,550億円（前期比9.2％増）、営業利益152億円（同28.5％増）、経常利益161億円（同24.3％増）、純利益116億円（同0.4％増）を見込んでいる。

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