全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)は、新型コロナウイルス感染症対策に伴うパチンコ店における全ての広告宣伝行為の自粛等の取り組みについて5月末まで継続することを決定。28日、組合員パチンコホールに文書で通知した。
全日遊連は、政府から不特定多数の人が参加するイベント・集会等の中止要請などを受けて、2月末より組合員パチンコ店に対し集客目的の全ての広告宣伝行為の自粛を要請してきた。その終了時期ついては、5月6日を過ぎた頃を目処にその時点での社会情勢等を踏まえて再度検討することとしていたが、「現段階では5月7日以降の政府の緊急事態宣言の取り扱いについて見通しが立たないこと、GW中の外出自粛等による感染者数の低減の効果が判明するのはそれから1~2週間後と言われている中で、連休明け直後からホールが集客目的を中心とした広告宣伝を再開することで人との接触や移動の機会を促す行為に繋がりかねないことは慎むべき」と判断。5月31日まで同取り組みを継続することとした。
また、営業を再開する際の告知については「〇月〇日営業再開」程度の内容に留めるよう求めるとともに、「この他の全ての広告宣伝行為の自粛等の対応」「開店前の遊技客の行列への対応」「換気、除菌等の感染防止措置」についても引き続き継続するよう要請した。
これらの取り組みの終了時期については、5月31日を目処にその時点の社会情勢等を踏まえて再度、検討するとしている。
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