余暇進が総会、佐藤会長を再任、業法制定に向けた取組みを推進

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一般社団法人余暇環境整備推進協議会(余暇進、佐藤正夫代表理事・会長)は5月30日、東京都港区のホテルインターコンチネンタル東京ベイにおいて令和5年度の定時社員総会を開催した。入場制限を設けない会場開催は4年振りで、コロナの5類移行直後ながら会場は満席となった。

総会議事に先立ち挨拶に立った佐藤会長は「新規客の獲得に際し最も重要なターゲットである若年層は少子化の影響もあり他のレジャーとの競合は一層激化することは予想するまでもありません。若年層はインターネットの利用があたり前となったネット世代であり、同時にコンテンツの大量消費時代を迎えた中で、パチンコ・パチスロが現状のまま、他のレジャーと伍していくには手札は不十分と感じています。業界が一丸となり創意工夫と努力の上で未来を切り拓いて行かなければなりません」と述べ、業法の制定に向けた取組みを推進しつつ、業界健全化のための他団体との協調活動等、各種事業を行っていく考えを示した。

総会では、①令和4年度事業報告ならびに決算報告の件、②理事・監事選任の件、③令和5年度事業計画案と予算案を審議し、すべて可決承認された。このうち役員改選では理事39名(うち新任7名)、監事2名を選任し、代表理事・会長には佐藤会長を再任した。

総会終了後には、記念講演として専修大学名誉教授・博士(歴史学)の近江吉明氏を講師に招き「SDGsが求められる今日的状況下で日本社会が歩むべき方向を探る―歴史学的視覚から―」の演題にて講演を聴講した。

余暇進


(左から)金海龍海 副会長、佐藤正夫 会長、千原行喜 副会長

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