マルハン東日本カンパニーが次世代のファン獲得・育成目指す「ヲトナ基地プロジェクト」を始動

ヲトナ基地プロジェクト

マルハン(京都・東京)の東日本カンパニー(韓裕社長)は、マルハン東日本初のブランディングプロジェクト「ヲトナ基地プロジェクト」を4月1日より開始した。ヲトナ基地プロジェクトでは、社会におけるマルハン東日本の存在意義を問い直しながら、これからのマルハン東日本を支えてくれる新たなファンの獲得と育成を目指す。

同プロジェクトの背景には、競合との同質化、顧客層の高齢化という同社が抱える課題に加え、パチンコの遊技人口の減少、パチンコ業界全体のイメージ低下といった業界共通の課題が存在する。同社は同プロジェクトを通じて、これらの課題解決とカンパニーの理念である「人とつながりの力で、人生100年時代に生きるヨロコビを創造する」の実現を目指していく。

同社では「何かに熱中し、毎日を熱狂的に生きる大人たち」を、「ヲタク」と「大人」を掛け合わせた造語で「ヲトナ」と定義した。そして同社が目指す世界観に共鳴し、エキサイティングな人生を楽しむ「ヲトナ」たちが、子どもの頃のようにワクワクした気持ちで楽しいことを企てる「基地」のような場所にしたいという思いを込めて「ヲトナ基地プロジェクト」と命名、同プロジェクトを通じて大好きなコトやモノを持って自分の時間を充実させている「ヲトナ」たちの生き様を応援・肯定していく。

中長期にわたって展開される同プロジェクト。その第1弾として「偏愛」と「脳汁」をキーワードとする複数の施策を展開する。同社は、「若者を中心によく使われる『偏愛』という言葉は、新奇性も加味されたキーワード」であるとして、若年層の受容性を意識して「好き」を「偏愛」という言葉に置き換えた。また、人が好きなことに没頭すると分泌される脳内物質のひとつ「ドーパミン」は、パチンコ業界では「脳汁」とも表現されることから、「偏愛」で間口を広げ、「脳汁」で事業の理解を深めてもらうという二段構えで、若者を中心に新しいマルハン東日本を訴求していく。

今後、同プロジェクトではオウンドメディアやSNSなどを通じて継続的な情報発信を行っていく。5月には都内で初のプロモーションイベントである「偏愛横丁(仮)」を開催するなど、同プロジェクトがプロデュースするイベントやプロモーションなど様々な施策も展開していく。

同社の西眞一郎ブランド戦略部部長は、「ヲトナ基地プロジェクトを立ち上げた背景には、マルハン東日本のみならず、業界全体に対する危機感があります。私たちの本業はある種の『社会悪』と見なされることも少なくありません。現状を直視することなく何も手を打たなければ、業界全体として成長力を失い、衰退の一途を辿るであろうという予測は、決して悲観的すぎるものではありません。私たちはこのヲトナ基地プロジェクトが、マルハン東日本だけでなく、この業界、さらに言えば、日本社会全体にとっても重要なプロジェクトになると信じています。『好きなことを好きと堂々と言える世の中』を作ることこそ、私たちの使命です。必ずやこのプロジェクトを成功に導き、多くの人たちに向けて数え切れないほどの『生きるヨロコビ』を創造していきたい。これからのヲトナ基地プロジェクトにぜひご期待ください」とコメントしている。

▼「ヲトナ基地プロジェクト」 公式ウェブサイト
https://www.maruhan.co.jp/east/media

▼「ヲトナ基地プロジェクト」 X(旧Twitter)公式アカウント
@Wotonakichi(https://twitter.com/Wotonakichi

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