プローバグループは4日、犯罪被害者への支援を目的に広島被害者支援センターに対し100万円を寄付した。
同グループでは、「犯罪者は守られるのに犯罪被害者が守られていない」という現状に対し、何か手助けできることはないかと考え、2006年以降、広島被害者支援センターが主催するシンポジウムへの参加や寄付等を通じて、犯罪被害者への支援活動に取り組んできた。
犯罪被害者は命を奪われる、怪我をする、物を盗まれる等の直接的な被害に加えて、「事件に遭った事による精神的ショックや身体の不調」「医療費の負担や失職・転職等による経済的困窮」「捜査や裁判の過程における精神的・時間的負担」「周囲の人々の無責任なうわさ話やマスコミの取材・報道によるストレス・不快感」といったニ次的な被害にも苦しめられ、精神的にも物質的にも非常に厳しい環境におかれている。しかし、現在の社会においては、そういった犯罪被害者の実情がしっかりと理解される事は少ないという。
プローバグループでは「これからも企業理念である『地域社会への貢献』をひとつでも多く形にすべく支援活動を継続していく」としている。
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