ビットコイン自動売買botに一矢報いたかもしれない裁量トレード

3/13、過去をさかのぼっても、僕にとって最も記憶に残るであろう相場になりました。もう精神的に疲れてしまってしばらく少しだけトレードしてあとはボーっと過ごしていました。

さきほどようやく履歴を振り返ることにしたのですが、振り返っても改心のトレードだったので自慢させてください。後は、AIトレードを行っている自動売買のbotを利用して効率よく混乱相場から逃げるための方法など。業者にもよりますが。

3/13午前東京市場オープン前、ビットコイン相場がクラッシュしはじめました。
コメント 2020-03-13 085758
この時、僕は日経平均CFDをギャンブルで買っていて、いつ利食おうかと考えていました。しかしこの動きを見て、CFDの利益は求めないことにしてビットコイン相場で戦うことを決めました。

一応ブログでもそうすることを述べてから戦場へ向かいました。

ブログで公開するトレードを中途半端に見切って去る事に嫌悪感を覚えたためです。

ビットコイン口座には自分にとって大きめな既存ポジションがいくつもあり、助けに行かないといけなかったのが一番の理由です。

僕にとっては資金のデカい方を優先することは大きな理由ですが、ブログ見てくれる方にはそれは関係ないのはよくわかっているつもりです。申し訳ないですが背に腹は代えられなかったのです。
コメント 2020-03-13 170432
更に相場はクラッシュしていきました。僕が使っていた海外業者がとぎれとぎれにしか動かなくなり、日本の業者も更に値が飛び不安定になっています。

いよいよ遊んでトレードしている場合ではなくなってきました。

その時見ていた海外業者ではギリギリ数字が動いている状態で3600ドルほどだったと思います。上の写真の業者では出ていないレートです。

ビットコインクラッシュの原因となった業者のまさに渦中、その中心近くにいたであろう僕は、あろうことか圧倒的不利な買いポジションを持っていたのでした。

*金利差狙いのポジションで、日本の業者では同数の売りポジションを保有しています。両建てですから普通の値動きならどちらに動いてもほとんど損はしません。デルタニュートラルで業者間で差がある金利を抜くというポジションを組んでいました。

とりあえずロスカットされるようだったら日本の業者で反対売買を行わないといけないと考え準備します。

この業者がクラッシュの発生源だったので、日本の業者よりも値は低かったです。それでも損失覚悟で資産を守るために決済しないといけないタイミングが来るのを待ちました。

相場はさらに過熱し、とうとう完全にクラッシュしてしまいました。

その後勝手にログアウトし、再びログインを試みようとするとセーフティモードの様な簡素な画面に飛ばされてしまいました。

ログインできないのであれば、この業者でできることは僕にはもう何もありません。

海外の業者では少しレバレッジをかけていたのでゼロカットの危険がありました。まさか1日で半分近くの価値にまで落ちるとは考えていませんでした。途中ポジションを減らしてたりしつつカットになるのは3200ドルあたりだったと記憶しています。

ログインができなくなった。

この時点で、ここの業者での僕のビットコイン保有資産価値はゼロになる覚悟を決めました。最悪は強制ロスカットか、業者破綻か、そんなところです。

ならば自分にできることは、動かせる日本の業者のポジションを決済していくことだけです。資産を守らねばなりません。

空売りしていた業者は下の画像の業者だけではありませんが、一番うまく行ったかっこいい履歴と思った決済画像を1ページ分全部あげておきます。

結果論ですが、ほぼ底値から売りを決済していきます。このレートも世界の株価の参照業者での画像写真には存在していないレートです。僕の決済はレート50万円を超えても続きました。
2020-03-16 020527lokid2
3/16の今日時点、既にここまでで33ページ分あるのからもわかるとおり、botの小出しの注文を刈り取って行っています。34ページ目以降も決済あります。履歴を見るとちょくちょくある0.5BTC注文は僕にとってはありがたい指値でした。

この業者ではAIでの自動売買を行うbotが止められずに動いているようでした。

いつも通りやればうまく逃げられるかもしれない。そう思いました。

僕はこの業者では0.5BTCずつ小分けにポジションを建てるようにしていて、成り行き決済する時には最大で1回につき0.5BTCずつトレードになるように作っていました。これが、ここで相場を壊さずに成り行きでうまくトレードするコツの一つでした。

1BTCとかやるとよく値が飛んでしまうのを確認していたので、このように小分けにするようになりました。余裕があるときは0.1ずつとかもやったりもします。今回は0.5BTCずつ建ててありました。

0.5BTCのポジションを成り行きでどんどん決済していきます。その間隔は約4秒。

botが指値を空いた空間の価格帯に補充してくれるのを祈り、それを奪っていきます。

レートは見ずに、botが出した注文、自動売買の小分け指値を刈り取っていくイメージで決済していきます。ポジションをうまくさばくことだけに集中しました。損失をbotに被ってもらいます。

目標をセンターに入れてスイッチ。
コメント 2020-03-16 144123
こんな感じでずっとひたすら決済をしていました。

他の国内業者も全てケリが付き、あとは海外業者だけになっていました。

あ、ログインできる!!!

ポジションはまだ残っていました。あまり考えずに決済してしまいましたが、ここで持ち越したらもっと大きな利益になったのにな、と今は思っています。その勇気は僕には無いので何回やっても同じになりそうですが。

あとは出金できたらOKです。

やれることは全て終わり、布団の中で丸くなって震えていました。

少し遠くの暗闇の中でぽっかりと光るPC画面。Gメールのメールソフトだけが画面に表示されています。2枚モニターですが1枚は電源を切りました。暗かったです。

出金メールが届くのを待っていました。

待つことしかできませんでした。

コメント 2020-03-13 224035
・・・やった。逃げ切った。

後で損益を計算したら、結果論で勝ちだったというだけで、かなりの運の良さもありました。ロスカットされていたら0だったわけですから。自分的に大きく勝てはしましたものの結構ギリギリのラインでした。余裕を持っていたつもりでしたが、危険水域にまで来ていたのは間違いないでしょう。

RRという今回のリスクリワードを、最悪のケースの0と今回の決済で見ると1:2以上あったようです。0になる覚悟を決めて成り行きでポジション減らしていった結果を踏まえた上で利益の方が高い行動ができていたので満足です。

しばらくは派手なトレードはせず、リハビリと言うか、のんびりというかそんな風に過ごしたいと思います。さっくり取れるとこだけ取っていくつもりです。

そう考えてはいても、見ていてやりたくなったらやってしまうかもしれません。そんな魅力が相場にはあります。
コメント 2020-03-16 150948
僕とは無関係に今日も相場は激しく動いています。誰かの利益も誰かの損失も相場にとってはきっと同じことなのでしょう。