毎月1日には出玉ランキング＆設定公開の記事をブログ開設以来ずっと続けてきましたが、コロナの影響で4月はほとんどまともな営業ができていないので、今回はお休みすることにします。

まさかこんな時が来るとは思ってもみなかった…。

ということで5月に突入しましたが、一部の県と一部の要請に従わない店舗を除いて、全国的にパチンコホールは休業中となっています。

今回はホールが休業中にぼくがしていることや、今後のことなどを少し書いていきたいと思います。

店は休みでも店長は出勤

まず、店が休業中でも店長であるぼくや数名の役職者は通常通り出勤しています。

アルバイトスタッフに関しては休業補償を支給しつつ自宅待機中となっているので、家でのんびりどうぶつの森でもやってるんではないでしょうかww

出勤して最初にやることは島設備や台の電源を入れること。

営業しないのになんで？？と思われるかもしれませんが、特にパチンコ島においては毎日玉を循環させるということは重要なんです。

何日も玉の循環がストップしてしまうと、湿気や汚れなどで島の循環設備に支障をきたします。いざ営業再開となった時に台に玉が供給されずに、玉が払い出されないトラブルが多発することを避けるためです。

台の電源に関しても、長期間電源を入れないまま放置してしまうと出荷時の状態に初期化されてしまう機種もあります。

初期化されると工場出荷時と同じ状態に戻ってしまうので、設定を打ちなおしたり、時刻設定をやり直したり、機種によって様々ですがめんどくさいことになります。

次にメンテナンス作業に入ります。

パチンコ台のセル板を清掃して新台導入時のような輝きを取り戻したり、スロットのセレクターを清掃してスムーズにメダルが投入できるようにしたり、他にも普段は中々行き届かない作業は無限にあります。

あとは休業明けの営業再開に向けて営業戦略の練り直し、予算計画の修正、役職者ミーティング、Web会議など、やることはたくさんあります。

お客様から「いつから営業するんだ」とか「貯玉おろしたいんだけど」みたいな電話も頻繁にかかってきますね。

正直、休業中であってもヒマとは言えない状況です。

ぼくの経験上、パチンコ店長という仕事は店が軌道に乗って高稼働を維持している時が一番ヒマです。事務所で悠々とモニターを眺めながらあぐらをかいていられるのでww

一方、稼働が落ちて立て直しが必要な時や、今回のように不測の事態で大きく計画が狂った時は非常に忙しくなります。

ホールスタッフとは真逆の忙しさがあるのがパチンコ店長という仕事でもあります。

今後の見通し

緊急事態宣言は5月6日で本当に解除されるのか？

解除されたとしてもパチンコ店は営業再開できるのか？

新台入替等の広告宣伝はいつまで自粛するのか？

今はまだ不透明な部分が多過ぎてまったく先が見えていません。さらに5月後半以降の新台販売もすべて白紙になってしまい、見通しも立っていません。

一番不安なのは、5月11日から導入開始予定だった6号機ジャグラーは販売延期になっていることです。今のところ最短で6月8日からの導入開始予定と言われいますが、まだ確定ではなく、さらに延期される可能性もあります。

6月後半には5号機ニューアイムジャグラーEX-KTは認定切れを迎えるので、それまでに6号機ジャグラーが間に合わないと、全国的にジャグラー不足が起こり、島単位での閉鎖や減台を余儀なくされるかもしれません。

また、このまま休業期間が長引けば長引くほど、そのままパチンコを引退してしまう人たちも増えるでしょう。

世の中が正常な状態を取り戻しても、パチンコ業界にいてはもう元の稼働には戻らない可能性も十分に考えられると思います。

休業要請が解除されてからが本当の生き残りをかけた戦いになるかもしれません。

考えられる様々なリスクを考慮して、今のうちに準備を進めなければならないと思っています。

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