セガサミーホールディングスは2月9日に決算を発表。2024年3月期第3四半期累計(4~12月)の売上高は3,499億24百万円(前年同期比28.7%増)、営業利益は544億45百万円(同42.4%増)、経常利益は572億96百万円(同42.7%増)、純利益は353億27百万円(同7.6%増)。遊技機販売がパチスロ機を中心に好調だったことから、前年同期比で増収増益となった。
遊技機事業の売上高は1,202億17百万円(前年同期比130.3%増)、経常利益は457億26百万円(同521.3%増)。パチスロ機は「パチスロ交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION ZERO TYPE-ART」等の販売に加え、前期に発売した「パチスロ甲鉄城のカバネリ」や第1四半期に発売した「スマスロ北斗の拳」の追加販売を行い、販売台数は16.3万台(前年同期は6.3万台)となった。また、パチンコ機は「P真・北斗無双 第4章 下剋上闘」等を販売し、販売台数は7.4万台(同4.9万台)となった。
エンタテインメントコンテンツ事業の売上高は2,193億16百万円(前年同期比4.2%増)、経常利益は197億36百万円(同52.5%減)、リゾート事業の売上高は92億95百万円(同6.8%増)、経常利益は7億5百万円(前年同期は経常損失28億6百万円)。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高4,740億円→4,630億円(前期比18.8%増)、営業利益600億円→510億円(同9.0%増)、経常利益630億円→535億円(同8.1%増)、純利益350億円→280億円(同39.0%減)に修正した。遊技機事業では販売台数がパチスロ機17.8万台→17.9万台、パチンコ機8.4万台→8.7万台と前回予想を上回る見込みとなったが、エンタテインメントコンテンツ事業では新作タイトルの年末商戦における販売が低調だったことなどを受け、売上高・経常利益ともに前回予想を下回る見込みとなった。
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