アミュゼクスアライアンスは1月16日、東京都港区の「三田NNホール」で定例セミナーを開催。
アミュゼクスアライアンスは1月16日、東京都港区の「三田NNホール」で定例セミナーを開催。同社の田守順代表、矢野経済研究所の高橋羊主任研究員、PSプランニングの渥美公一社長が講演した。高橋主任研究員は、12月の新店動向を解説。同月の全国の出店数は18店舗(前年同月比32店舗減)で、2018年度の出店総数は現時点で99店舗(同50店舗減)とした。視察レポートでは、東京都杉並区のJR高円寺駅前を紹介。駅最寄りの600台店舗の稼働率が17.8%だったことを踏まえ、「平日の午前11時という時間帯を考慮しても、1㎞圏内に約7万人が暮らすエリアでこの数値は衝撃的。他の店舗も似た状況で、駅前は一部のメガターミナル駅を除き、完全に終わった商圏では」と所感を述べた。渥美社長は、全国データをもとに、年末年始(2018年12月29日~2019年1月4日)の稼働実績について解説。「期間中のアウトはパチンコが2万100個、パチスロが1万1200枚といずれも前年並み。台粗利は、パチンコが前年比10円減の3740円、パチスロが同60円増の5020円。楽観はできないが、ようやく底打ちの気配が見えてきた」と語った。