ぱちんこ広告協議会(PAA/大島克俊理事長)は1月31日、東京豊島区の高田馬場BSホールで、「ギャンブル依存問題勉強会」を開催。
ぱちんこ広告協議会(PAA/大島克俊理事長)は1月31日、東京豊島区の高田馬場BSホールで、「ギャンブル依存問題勉強会」を開催。同協議会の谷村司理事が、「PAA依存症問題対策ワーキンググループ」の活動を報告。ギャンブル依存回復施設・ワンデーポートの中村努施設長が、講演した。中村施設長は「夫婦仲がうまくいっておらず、『帰宅したくない』とホールに入り浸り。借金を作ってしまい、病院や自助グループへ訪れるように...。依存症を治療するよりも、夫婦仲を先に治すべきと思うが、こういったケースでも、窓口次第で依存症とされることがある」と実例をあげ、解説。「医療従事者、福祉施設のスタッフ、立場が異なると見えるものが違う。何らかの障がいを抱えているのに、依存症と括られてしまった人もいる。"ギャンブル依存症"という言葉が流行った結果、間違った支援や治療を受けているケースが目立つ。支援は大事だが、正しい支援を行うことが重要」と語った。