どうも、だてめがねです。
今回は、パチンコ・スロット界隈で話題になっている、「パチンコ・スロットYouTuberの広告停止」についてお話しようと思います。
私はYouTuber自体は始めてからそこまで立っていないのですが、スロットブロガーとして6年間やってきた経験があります。
ブログで扱う広告もYouTubeで扱う広告も「Googleアドセンス」で同じGoogleのものです。
ブログでGoogleの広告を扱った経験もそこそこあるので、その点を踏まえたお話をしていきたいと思います。
Googleはこういった規約違反や、広告停止の明確な線引きを出すことはほとんどありませんが、私なりの解釈を交えて広告制限の現状や原因の考察を書いていきたいと思います。
パチンコ・パチスロ系YouTuberの広告が軒並み停止
まずは今業界で起こっていることについてお話します。
パチンコ系YouTuberオワコン説…ということなのですが、なぜオワコンと言われているのかというと、結論から言うとパチスロ系YouTuberの動画から軒並み広告が外されているからなんですね。
弱小YouTuber、大物YouTuber、個人YouTuber、YouTubeを拠点にしている媒体に限らず、軒並み同時多発的に起こっています。
YouTubeのパチンコ・スロット動画に広告が付かへん状況がここ1週間で多発してる。
ほぼ全ての媒体で再生数とかはあまり関係なくパチンコとスロットに対して制限がかかってそう…こりゃやーばい…観てる側はラッキーだか作る側は、ご飯食べれなくなっちゃうから辞める人達も出てくるかも……まじで…
— 日直島田【優等生台みーつけた】 (@courage05x2) November 26, 2019
なお、大崎の動画にも広告つかなくなってる模様。ゲームやパチンコ系は軒並み、みたいだね。
— ◆大崎一万発◆ (@manpatsu) November 27, 2019
【報告】
昨日、YouTubeに上げてる直近の動画4本の広告が剥がされました。
何度か修正して上げ直したり等試してますが『ほとんどの広告に適していない』とみなされて何が原因かなのか調査中です。
あと2本分動画のストックありますが少し投稿が遅れるかもしれません。
申し訳ありません🙇♂️ pic.twitter.com/mAcOfv0um5— 青森まほろ (@aomorimahoro) November 26, 2019
大手媒体の演者やパチスロライターも例外ではない
他媒体も例外ではなく、例えばスロパチステーションさんのこの動画なども広告が出ないことを確認しています。
動画を見ていると広告を表す黄色のBARは出ているのですが、表示はされない動画がいくつかあります。
パッと見ただけでは「この動画は広告の対象なのかどうか?」を判断するのは難しいですが、見てみると結構ありそうですね。
広告が剥がされるとどうなる?
広告が剥がされる…というのはどういう状態なのかといいますと、YouTubeの編集画面(youtube studio)上では緑の$マークで表されるものが黄色になるといった形です。
この状態になると、「ほとんどの広告を出すのには適さない動画」と認識され、広告がつかなくなります。
ほとんど…という形にはなっていますがこの場合もうほぼ一切広告がつかない状態です。
広告がつかなくなってしまうと、いくら動画を出していても広告収入から利益を上げることができなくなってしまいます。
そうなると、スロパチステーションさんや、Scoop!TVさんなど、来店イベントでお店側から報酬を得ている媒体はまだしも、広告収入に頼っているYouTuberは運営することが難しくなります。
「すべての動画の広告が停止」は真っ赤な嘘
広告が剥がされる…といっても,一概にすべての動画というわけではないんです。
とある掲示板では「パチンコ系YouTuberからすべての広告が剥がされた…」と書いていたり…
一部のYouTuberさんがかなり大げさに「YouTubeが終わった…」といった形でお話されていますが、少なくとも現段階では一部の動画に限られていると言えます。
*あくまでも現時点では
ちなみにうちの動画に関していえば、最新の「北斗の拳天昇縛り」の動画が軒並み停止されています。
しかし、それ以外の動画はシリーズものもあるにも関わらず、たった2つ動画しか停止されていないです。
他のYouTuberさんの動画も拝見する限りは、過去の動画に関してはそこまで影響を受けておらず、比較的新し目の動画を中心に剥がされている印象があります。
(全ての〜と言われている方は、その方が盛り上がるし、大きく言って注目を引くのが目的です)
しかし、この状態が続くと来店系だけでまかないきれていない媒体は厳しくなり、一般的に「スロットYouTuber」と言われるは趣味でやられている方以外の動画がアップされにくくなっていきます。
広告停止の原因は何か?
具体的な点は新しく声明がYouTube側から合ったわけではないのですが、賭博系のコンテンツであることが原因なのではないかと言われています。が、この広まっている文章って、あくまでも広告出稿側であって動画投稿者ではないんですね。
これを根拠とするにはかなり弱いと思います。
ただ、見たところ競馬系の動画も一部広告が出ていないものを確認しました。
パチンコ・パチスロ系の動画が「ギャンブル」だから…という意見が現時点では有力では有るのですが、でもそれって今に始まったことではないんですね。
Googleが規制している「ギャンブル」というのは違法賭博やオンラインカジノを指しています。
オンラインカジノの案件はめちゃめちゃ高単価なのですが、紹介しているサイトは少ないと思います。
これは、オンラインカジノを載せてしまうとアドセンスが使えないからなんですね。
一部、Google広告ポリシーヘルプを引用して、「パチンコ・パチスロはギャンブルだからだめなんだ」という意見がありますが、あれは間違いです。
Google は節度のあるギャンブル関連広告をサポートしており、掲載地域のギャンブル関連の法律や業界基準を遵守しています。そのため、特定の種類のギャンブル関連広告を認めておりません。ただし、以下に示すポリシーに準拠し、広告主様が適切な Google 広告認定を受けているギャンブル関連広告は許可されます。ギャンブル関連広告は、掲載が承認されている地域を対象とし、節度のあるギャンブルに関する情報を表示するランディング ページを含み、未成年者を対象としないようにする必要があります。広告を掲載する地域の法規制を確認してください。
引用元;Googleポリシーヘルプ
これは広告を出す側の規約なので、動画投稿者と直接的な関係はないはずです。
ソースを確認しましたが、やはり広告出稿者側のヘルプでした。
今後の未来予測
周期的にこういった事象は起こるので基本的には大丈夫だと思いますが、気になるのは12月10日にYouTubeの規約が更新される件ですね。
正直、この利用規約更新のドタバタでAIの設定を変更したことによる一過性の台風みたいなものと考えています。楽観的かもしれませんが…
実際に最近でいうと「微エロ系」のYouTube動画が規制で一気に広告を剥奪されたのですが、時間が立ってから割と収まっています。
一時的にめちゃめちゃ厳しくなるのだけれど、その台風さえ過ぎ去ってしまえば、また緩くなる…といった流れですね。
ちなみに…YouTubeの「みずにゃん」さんがこの件について話されていますが、私もほぼ同意見です。
みずにゃんさんの動画
もしパチンコ系の動画が本当にアウトなのであれば、広告が出ているものが有ること自体がおかしいんですよ。
実際、すろぱちくえすとTVも「手動での再審査」を依頼したら、20%〜30%くらいの確率で通ります。
もし本当に完全規制なのであれは、ここで通ることには矛盾が生じます。
結論としては、ゲーム動画でも一部有るようですし、私はこの”広告剥がし”については一過性のものであり、しばらくしたらまた平常運転で何事もなかったかのように再開されるものと考えています。
もちろん、このままどんどん悪化していってすべて広告が消えてしまう…ということもゼロではないですが、経験則的にもそんなに心配しなくて良いと個人的には考えています。
YouTube広告停止について動画でも語っています
以上が今回の件の見解です。
もし「私はこう思う!!」とか「俺はこう思う!!」とか、そういう意見があれば是非コメント欄へお願いします(^ ^)