なんか最近、軽い記事を書かなくなり、頑固おじさんと思われてるディノです。こんにちは。
今回は5号機も終焉を迎え(一部、まだ設置ありますが)6号機移行でパチスロの未来はどうなる?を考察しました。
業界人でもない1意見なので細かい突っ込みは無しでお願いします
①なぜ6号機が絶望なのか?
これはパチスロを打たれる方はご存知のように、出玉上限ですね。これにより、一撃2400枚以上が不可能となりました。ここまでは誰しも知る話。
でもね、ちょっと昔を知る人は思い出して下さい。
エヴァ・デビルマン・サクラ大戦の時、一撃で2400枚出ました?むしろ5号機初期の方が絶望でした。
更に言うと6号機でも、出始めたら必ず2400枚に届くわけではありません。
【上がれぬ役満より上がれるタンヤオ】なんて麻雀を例えにしますが、実際、一回の出玉など些細なものです。そこまで気にすることでしょうか?
むしろ絶望感を得たのは仕様です。有利区間ですね。2400枚に届かないで終わることもあります。
ボーナス無抽選のゲーム数なども実際あり、AT後0ゲームや1ゲーム止めのリザルト画面が顔を連ね、パチスロをよくわからない人も
「この畑は焼け野原だ」
と感じさせる景色も悪すぎました。
②知れば楽しい?
これは6号機に限ったことでなく、今までのパチスロも事前勉強する必要はありました。
しかし昔はそこまで勉強は必要なく、ボーナス確率・リーチ目・目押しで楽しめる機種も多数存在しました。
ただ今の6号機、とりわけAT仕様の台は遊技フローが複雑です。
例えば少し前に出た南国育ちは、最強のハイエナ台として知られています。
これって今のパチンコに似てますね。出る状態まで抑えられ出れば一気に爆発する。
しかし南国育ちと違うのは今のパチンコは誰もが平等にチャンスがあることです。
貸玉押してハンドル捻って当り乱数引くだけ。システム自体は複雑ではありません。
1/2でRUSHなど遊技客の大半が仕様を理解してますし、台もご丁寧に説明してくれるものが殆どです。
遊タイム云々いう人もいますが、大抵の店が台ごとに解説を付けています。
「知らない・理解できない」に焦点を当てると、パチンコはとっつきやすいものが多いです。
しかし昨今のパチスロのATは複雑過ぎるのです。こうなるとライトユーザーはもう、手出しできません。
それでも最初は新台や打ちたい思いで遊ぼうとしますが、なんせ期待値のない部分を打たされ続けるわけです。次第に一人、また一人と離れていきます。
掲示板やSNSを見ると
「勉強しない方が悪い」
という意見が散見されます。これは否定しません。私もそっち側でしたから。
ただその意見で止まっていいのでしょうか?
パチスロ店は多くの人が打つ事で利益を出し、還元ができます。結果として期待値の人も得をします。
そのパチスロ店に必要だったサイクルを今のハイエナ環境は確実に破壊しています。
③6号機の未来は?
打たなくなった人には目先のやり方を変えても届きません。嫌いになったのではなく、無関心になったのです。
この先、焦り方も重要です。今の遊技客にリーチをかけても期待値の部分だけを取られておしまいです。
いかにライトユーザーも打ちたいと思えるわかりやすく遊べる台を増やせるかです。ここに2400枚上限や有利区間などの規制は議論にならないのです。
昔は目押しが出来なければパチスロ打てないと言われてました。
それでも果敢に挑む人は多かったです。目押し云々でなく、当たる。自分にもその機会が与えられるからです。
私は今のパチスロは技術介入ではなく知識介入だと考えています。
【何だか知らず負けたくない】
これが多くの声です。実際ユーザーは減っています。これは6号機だからではありません。ついて行けないのです。そして声を上げることもなくユーザーは離れていきます。
この事を論じている業界の人、情報発信者がほぼ不在なことに危惧しています。
打つ人に呼び掛けても無意味です。今残る人は情報強者でその中で選別が行われるだけ。より複雑化を望む声もあり(自分が期待値取れるから)更に客離れは加速するでしょう。
とっつきやすさ、成功体験を得ることが遊技人口回復に必要であると私は考えます。
勉強する気も起こさせない複雑さが今の6号機の打たれない1つの側面ではないでしょうか。と、パチスロ離れたおじさんは思うのです。
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