●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若132
はい皆さん、また今週もこのお時間がやって参りましたYOっと。前回は前置きが長くなり過ぎて本編が収まりきらず、二部作の予定が三部作になってしまった反省を生かしまして、このままサクッと本編にいきましょうそうしましょう!
轟音を響かせてCR大海SPのハンドルを、文字通り「引きちぎった」ブラジリアンパワーファイター(通称マイティ・モー)が自分でジェットに玉を流し、駆け付けたナカムラに「コーカン!コーーカン!」と叫びながらレシートを押し付けてくる。
状況としては、魚群か何かで絶頂に達したマイティ・モーがハンドルを握り潰し、ヤバイと悟ってすぐに持ち玉を強引に流して交換してトンズラしたかったんだろう。そのまま逃げれば高確率で逃げ切っただろうけど、1000発くらいの持ち玉を放棄できなかったのが可愛いところ。
押し付けてられたレシートを受け取ったはいいが、まずは状況確認をしようにも言葉が全く通じない中でどうしようか…と悩んでいると、、
(゚Д゚)ん?なんかボクのシャツが赤い…血まみれ!?
自分の純白のはずのシャツが赤く染まってるじゃないか!
刺されたのかっ!?グサっといかれたのかっ!?
気分はもう探偵物語の松田優作で、「なんじゃこりゃぁっ!」である。
んんん…なんかそういえば脇腹に鋭利な痛みが…あぁ…だんだん気が遠く……
(゚Д゚)お父さんお母さんゴメリンコ…
空からラッパを吹きながら舞い降りてくる天使が数匹見えて、そのまま倒れ込もうとしたんだが、実は痛みなんて全くなくて全てが勘違いだと気づくまで数秒かかった。天使に見えたのは海物語の装飾で浮いてる「8絵柄のバルーン」だった。エンゼルフィッシュだけに!ww(スイマセンここら辺は盛っております)
ででで、マイティ・モーがハンドルを握り潰した時に破片で手を切って、右手からダラダラと血を流しながらナカムラを小突いたもんだから、シャツが血まみれになったと。つまり無傷!壮絶な見た目だがケガひとつしてないのだ。
だいぶホッとしながらも、何も解決してない現状をどうしよう?まずはマイティ・モーの流血を止めるのが先か。
休憩中のスタッフを呼び戻してマイティ・モーの治療(バンドエイド)に付いてもらい、敏腕通訳(海の常連60歳:ヒキ弱:ボーダー論者)を間に挟んで説教タイム。
一字一句正確に伝わってるとは思わないが、別にハンドルの弁償とかは要らないし、持ち玉も交換OK、血まみれにしたシャツも気にしないでいい、だから…
①ボタン強打とかハンドルに圧力かけるのをヤメる
②仲間のブラジリアンにも注意する
って約束を守れるか?と問いかけると、凄く苦い顔をされる。
(゚Д゚)そうだった!彼らはボタンの叩き方が大当たりを左右すると思ってるんだった!
そこで敏腕通訳に、得意のボーダー論を生かして当たりとチャンスボタンは関係ない事を説明してくれと頼む。今度はこっちから凄く苦い顔をされる。ごめん、一番ややこしい役を任せてしまった。
事務所を提供して、敏腕通訳とマイティ・モーがぺらぺーらぺらぺらぺーらとポルトガル語で会話してる横で、とりあえず笑顔で分かってるフリだけをすること10分くらい。敏腕通訳が「分かってくれたよ」と言うと、
(゚Д゚)おっけーおっけー!いぇーあはーん!
のノリで、3人でガッチリ握手!敏腕通訳は「なんでオレも?」って顔してるけど、気にしない気にしない、ドントウォーリービーハッピィ。
それ以来、マイティ・モーがウチの海コーナーの治安を守り、少なからず他店に伝播していった結果…ブラジリアン全体がそうそう問題にもならなくなったのだった。
(゚Д゚)めでたしめでたし。
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。
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