日本遊技産業経営者同友会(同友会)はこのほど、パチンコホール企業などの会員に対して「会員の皆様へ」と題した文書を送付し、新型コロナウイルスによる苦境を乗り越えるにあたっての決意などを伝えた。
文書の冒頭には、「今、ぱちんこ業界は誰も経験したことが無い危機に晒されています。新型コロナウイルス感染症という未知の病によって、私たちが営むお店から賑わいが失われてようとしています。政府が緊急事態宣言を発令した地域では、多くの仲間がお店の営業を取りやめました。お客様と従業員の命と健康をを守るため、経営者の皆様が、血の滲む想いで決められたのだと思います。しかし私たちはこの未知のウイルスとの戦いに勝ち、生き残らなくてはなりません」と、新型コロナウイルスに立ち向かっていくとする強い決意が記されている。
また、「苦境に対し歯を食いしばりながら奮闘する仲間たちと心を一つにして、微力ながらもその背中を押せる存在でありたいと強く願っている」との考えを示し、会費を50%減免となるよう、今まで期初に一括で徴収していた会費を前期と後期の二つに分け、前期分の会費は徴収しないことを決定(後期の会費は今年10月以降の支払いとなる)。今回の措置は賛助会員を含むすべての会員が対象で、「誰一人として、同友会の仲間の輪から外れることがないようこのように決断した。皆様が抱えている不安や焦燥が、半年分の会費で解消されることは決してないが、同友会からのエールとして受け取って頂ければ甚だ幸い」とした。
そして、文書の最後は「皆様が一堂に会し懇親の場で美味しいお酒が飲めるように、目に見えないウイルスに我々の未来が食い潰されないように、今を精一杯頑張りましょう!」というメッセージで締めくくられている。
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