「パチスロプレイヤー調査2019」、参加人口約809万人に

日遊協(庄司孝輝会長)は5月13日、「パチスロプレイヤー調査2019」の概要を発表。

日遊協(庄司孝輝会長)は5月13日、「パチスロプレイヤー調査2019」の概要を発表。この調査は、2015年からエンビズ総研とシーズが毎年、同協会に協力し、調査・分析しているもの。インターネットにより、現行プレーヤー1513人、休止者453人の回答を集計。2019年のパチスロ参加人口は、809万4000人となり、前年の659万5000人から149万9000人増加。以前より遊ぶ回数が増えた理由は、「友人・知人に誘われるようになった」が、前年から7・2ポイントも上昇。中でも、「『Re:ゼロから始める異世界生活』などのヒットや2019年末の主要旧基準5号機の撤去を惜しむ打ち収めが、誘われるきっかけにつながったのではないか」と推察している。6・0号機を継続遊技しない理由としては、「(思ったより)お金がかかった」が、34・4%、「有利区間(の上限枚数やゲーム数)の仕組みが好きではない」が、27・7%と2018年より、それぞれ、8・3ポイント、10・9ポイントアップ。「6・0号機を理解している層ほど、勝てないと感じており、今後、理解が深まった層の継続遊技に懸念がある」と指摘。パチスロ参加人口を維持、拡大するには「旧基準5号機が、市場から完全撤去される前に、6号機における出玉性能面での改善などの対策が求められる」としている。