ダイナムジャパンホールディングス(DYJH)は27日、2020年3月期連結決算の概況を発表した。
貸玉収入は7328億6200万円(前期比マイナス4.7%)、営業収入は1419億1900万円(同マイナス3.0%)、税引前当期利益は195億600万円(同プラス0.7%)、当期利益は127億4700万円(同プラス1.2%)となった。
改正遊技機規則に対応した新基準機の増加に伴い、パチンコ・パチスロの稼働率の低下が進み、さらに新型コロナウイルスの感染拡大の影響による遊技客の減少など厳しい経営環境が続いた。そんな中、同グループでは営業で蓄積された顧客の遊技データに基づく遊技機選定や中古遊技機の活用など、経費効率の向上に努めたほか、顧客視点に基づいた遊技機構成への変更や店舗設備のリニューアルといった各種営業施策に継続的に取り組み、当期利益は3期連続で増益を達成した。
当期における新規出店は低貸玉店舗1店舗のみ。一方、商圏見直しに伴って3店舗を閉店した。また、高貸玉店舗から低貸玉店舗への業態変更を2店舗で実施した。これらにより、2020年3月31日現在の総店舗数は448店舗(前期比マイナス2店舗)となった。業態別では高貸玉店舗174店舗、低貸玉店舗274店舗、低貸玉店舗が全体の61%を占めている。
高貸玉店舗における貸玉収入は、4102億7000万円で前期から7.0%の減少。また、低貸玉店舗における貸玉収入も3225億9200万円で前期から1.5%の減少。減少の主な要因として、それぞれ遊技台の稼働低下を挙げている。
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