大阪府の吉村洋文知事は14日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて休業要請していたパチンコ営業について、5月16日から第一段階として床面積の合計が1000㎡の以下の店舗の休業要請を解除すると発表した。
大阪府遊技業協同組合(大遊協)は15日、組合員パチンコ店に文書で府の休業要請解除を通知するとともに、「各位のご協力により、大阪府下での新型コロナウイルス感染症患者数は、目に見えて減少し、その成果が今回の知事判断となった。府民及び各位のご負担ご協力の賜物」と、感謝の意を伝えた。
営業再開にあたっては事務局が作成した「休業要請解除後のぱちんこ営業所における新型コロナウイルスの感染防止対策ガイドライン」及び大阪府が作成した「感染拡大予防にかかる標準的対策」を指針とし、また感染防止の徹底を図るため、当分の間、可能な限り22時までに閉店し、店内の消毒を行うよう求めている。
これを受けて府内の多くの店舗が明日からの営業再開に向け、急ピッチで準備を進めている。関西地方最大のパチンコ市場である大阪・千日前地区においては、『大東洋なんば店』『キョーイチ ミナミ店』『キョーイチなんば店』『CLUB-D』の4店舗が営業再開を予定。『大東洋なんば店』の店頭にはすでに16日から営業を再開する旨が記載された告知ポスターが張られていた。
なお、編集部が府内のパチンコ店のホームページを調査したところ、15日16時時点ですでに300店舗以上が明日16日から営業を再開することを告知していることを確認。明日までにその数はさらに増加するとみられる。
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