石川県遊協、組合諸経費の免除案を決議

石川県遊協(浅野哲洋理事長)は5月13日、金沢市の遊技会館で定例理事会を開催。

石川県遊協(浅野哲洋理事長)は5月13日、金沢市の遊技会館で定例理事会を開催。6月中旬開催予定の「令和2年度通常総会」への提出議案を審議した。例年、組合員ホール(71店舗)から徴収する、「組合費」(1台当たり月額50円)、「支部組合費」(同10~25円)、および「健全化推進機構への分担金」(昨年度は1台当たり年額48円)などの免除案を全会一致で決議した。該当する約2500万円の経費については、組合費の繰越金で充当する。同組合では、「旧規則機の撤去費用、禁煙対策に加え、コロナ禍による経営難に鑑み、執行部からの提案で諸経費の免除が諮られた。決して余裕のある状況でないが、今使わずして、何のための繰越金か。自県のように小さなエリアが率先してアクションを取ることには大きな意味がある」として、同様の救済措置が全国的に広がることに期待を寄せている。そのほか、通常総会では、県への寄付を目的とした、地場業者による医療防護服の作成費1500万円(約5000着相当)の予算案についても審議する予定。