兵庫県遊協(岡本芳邦理事長)は5月8日、兵庫県の井戸敏三知事宛てに「営業再開に向けての要望書」を提出。
兵庫県遊協(岡本芳邦理事長)は5月8日、兵庫県の井戸敏三知事宛てに「営業再開に向けての要望書」を提出。これは、同15日をめどに休業要請の解除を訴えたもの。明日にでも営業を再開しないと廃業に追い込まれる法人があり、組合を脱退してまで踏み切る動きもあると強調。そうなった場合、一部のホールに遊技客が集中し、新型コロナウイルス感染のリスクが高まるおそれがあるとして配慮を求めた。休業要請解除の条件として、同7日より営業を再開している隣の岡山県での感染防止策を提示。混雑時の入場制限や県外の住居者を入店させないなど、12項目の取り組みを挙げている。また、休業要請の解除が認められない場合、どのような対策をすれば営業が早期再開できるのか、教示を乞い、それも聞き届けられずに休業要請が続く場合は、金銭的な補助がないと、組合員を納得させられないと陳情した。これまでに兵庫県遊協は、同6日を期日とした休業要請を、組合員の99.2%が順守。要請が同31日まで延長となったことを受け、同4日に緊急理事会を開催し、これにも従うことを決議。組合員に通達していた。