徳島県遊技業協同組合は、徳島県の飯泉嘉門知事及び政府発令の緊急事態宣言で要請のあった「県境をまたいでの往来の自粛」を受けて、来店客に向けた告知ポスターを作成。21日、組合員パチンコホールに配布した。
飯泉知事は21日の会見で、感染者の男性が県外から徳島に帰県したことを踏まえ、県内各施設での県外ナンバーの車の実態調査実施し、来場車両の多い施設、業種には営業自粛を求める方針であることを表明した。また同組合は17日、文書を通じて、組合員ホールに県外からの来店客に入場を控えるよう促すことを求めた。
同組合が作成したポスターは「全文版」と「短縮版」2種類。いずれも県外からの来店を断る内容となっており、「全文版」では4月8日に知事から依頼を踏まえ、2週間以内に他県より来県した人、県外へ往来した人に来店を控えるよう求めている。
徳島県のホール関係者の話によると、18日より店内アナウンスで県外ナンバーの呼び出しや県外からの来店客に遊技のお断りを呼び掛けるパチンコ店が増えているという。徳島県内のパチンコホールでは、新型コロナウイルス感染防止対策としてほかにも遊技台の間引きや営業時間の短縮といった対応を実施している。
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