パチンコ・パチスロのマーケティングを行うシーズはこのほど、エンタテインメントビジネス総合研究所およびアミューズメントプレスジャパンと共同で企画・実施した「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2020」の本調査の前段階であるスクリーニング調査より最新の「喫煙状況」の速報値を発表した。
この調査は、パチンコ業界周辺の基礎研究調査の一環として、パチンコ・パチスロプレイヤーの実態を様々な角度から明らかにすることを目的としており、1995年からエンタテインメントビジネス総合研究所が企画・実施してきた調査を2019年よりシーズが踏襲し引き継いだもの。
今回の調査では、パチンコ・パチスロ遊技参加者の喫煙率が遊技参加者全体で55.1%となり、昨年度からほぼ変わらず5割以上の遊技者が喫煙していたことが分かった。また、遊技状況別ではパチンコ遊技者(56.3%)よりもパチスロ遊技者(60.4%)の方が喫煙率が高い結果となった。吸っているタバコの種類については、喫煙者全体の過半数は紙巻きタバコのみを吸っているが、遊技参加者と非参加者では、吸っているタバコの種類の違いも見られ、紙巻きタバコのみを吸っている人の割合は、遊技者が40.1%なのに対し、遊技非参加者では64.0%を占め、遊技参加者は加熱式タバコ、電子タバコといった新しいカテゴリーのタバコを吸っている人の割合が多くなっている。
今回実施した調査に基づくパチンコ・パチスロプレイヤーの参加人口や新基準機における動向等を含む「パチンコ・パチスロ プレイヤー調査2020」の本調査結果ならびに、調査報告書は、2020年5月の発表を予定している。
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