日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)がこのほど報告した2020年2月29日時点における「新基準に該当しない高射幸性遊技機」の設置状況によると、高射幸性パチスロ機は1月末から4482台減少し12万468台となり、設置比率は7.36%まで減少したことが分かった。
2020年2月末時点のパチスロ総設置台数163万7800台(前月比マイナス5901台)のうち、新基準に該当しないパチスロ機は18万6394台(同マイナス7419台)、設置比率は11.38%(同マイナス0.41ポイント)。業界を挙げて早期の削減に取り組んでいる高射幸性パチスロ機の設置台数は、昨年1月末から4482台減少し12万468台。設置比率は7.36%(同マイナス0.24ポイント)となった。
前月から増加が確認されている高射幸性機は「パチスロ カウボーイビバップ」(46台→51台)と「シンデレラブレイド2」(110台→114台)の2機種のみ。2カ月連続で増加していた「ミリオンゴッド‐神々の凱旋‐」は、6万1778台(2019年11月末時点)→6万4753台(2019年12月末時点)→6万5368台(2020年1月末時点)→6万5153台(2020年2月末時点)と減少に転じた。
高射幸性パチスロ機の削減については、2018年4月開催の全日遊連・全国理事会で、2019年1月31日までに設置比率15%以下、2020年1月31日までに設置比率5%以下、そして2021年1月31日には設置台数を0にするという段階的に設置比率を削減していく自主規制を決議。しかしその後、パチスロ6号機の市場への供給の見通しが極めて厳しい状況にあるとして、2019年1月31日までに設置比率を15%以下とする自主規制を延期。そして2019年11月に「2020年1月31日までに15%以下」という削減目標値を決議し、「設置比率を5%以下とする期限」については引き続き延期となった。
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