どもども、花粉症だというのにマスクとティッシュが切れかけて困ったチャンのシゲキです。マスクは仕方ないと思うケド、ティッシュとトイレットペーパーまでなくなるのは勘弁。誰が意図的に流しているんだか知らないけど、デマって怖いっすねぇ。不謹慎だけど「紙不足でパチンコ雑誌がなくなるらしい」という情報を流したら、パチンコ雑誌もそこら中で売り切れるのかしら? …。……。………って、実際に1誌なくなるからデマじゃないや、こりゃ。
ちなみにデマといえば「パチンコ屋は閉鎖空間で換気が悪くてヤバいから即座に閉店しろ」というような、最近よく見るネット記事も嫌い。確かに昭和のパチンコ屋は入った瞬間に霧の中かよ…というくらいタバコの煙がモウモウとしていたケド、時代の流れとともに煙を排除すべく努力したことで、多くのパチンコ屋の換気システムは非常に優秀。もちろん多くの人が触るハンドルは、電車のつり革などと同様にヤバい可能性があるけれど、間違った内容を名乗りもせずに広めるというネットの性質は、やっぱり嫌だなぁ~。どうせ書くならば、
『基本的にホール内の換気は良好だし、最近はパチンコ人気が右下がりだから思ったより客も少ないけれど、一部の繁盛店や人気機種においては人が密集する傾向にあるし、ハンドルやボタンは不特定多数の人が触るから要注意!』
とすべき。事実は事実として仕方がないし、それにより実際に感染拡大のリスクが急増するというのならば合理的な規制もやむを得ないと思うけど、デマや悪意に踊らされるんじゃ泣くに泣けない。
ちなみに今回の件にとどまらず、風邪やインフルエンザなどのことも考えるなら、ハンドルやボタンを抗ウイルス性の素材にして、それをアピールできないか…なんてのは、今後メーカーが考えるべき課題の1つかもしれませんね。
さて、何も考えずに原稿を書いていたら、新台紹介の前に文字数がなくなっちゃいました。そうそう、今週導入のシゲキ的注目機は平和の『P真・黄門ちゃま』です。
パチンコがCR化したキッカケが西陣の『CR花満開』だとすれば、それを実際に開花させ「確変率1/3+2回ループ」という当時の主流スペックを築いたのが『CR黄門ちゃま2』です。40万台超というメガヒットを誇った名機だけあって、その後は『帰ってきた』や『時代をまたぐ』や『寿』や『超寿』や『ドラム』や『神盛』など数多くの後継機が登場しましたが、今作は2回ループのスペックが復刻! 時短1回転+残保留1回転の「黄門祭り」に突入すれば、平均約4.72連チャンが期待できます。
基本スペック
・大当たり確率 1/319.6→実質1/1
・黄門祭り突入率 53%(+2回ループ)
・黄門祭り継続率 33%(+2回ループ)
・払い出し出玉 1500個
「黄門祭り」中の演出は初代orお祭りモードが選べるのですが、オールドファンのシゲキ的には前者がオススメ。八兵衛リーチと弥七リーチという『初代』を彷彿とさせるW演出が楽しめます。なお継続期待度が高いのは弥七リーチのほうで、『初代』と違って招き猫や城図柄も「黄門祭り」継続図柄となっています。
そして通常時の演出は最近のド派手な『黄門ちゃま』を踏襲しており、初当たりの大半は5種類ある勧善懲悪リーチから発生。下には通常タイトルだった際の信頼度を掲載しましたが、中でもリアルな黄門ちゃまが登場する「天を衝く浄化の閃光」と、『ラブ嬢』を思わせる「お銀デート」は激アツでっせ!
ちなみに本機は台枠右上に飛び出た団子ギミックが目を引きますが、実際に触ってみると…プニっ?
なんだか3個100円で売っているビニールボールを串に刺しただけのような気が。でも最近はパネルに工夫を凝らす機種が多いけど、カネをかけ過ぎるのはホールにとってもファンにとっても考えモノ。なるべく安く、それでいて目立つようにというアイディアは、個人的にはステキだと思いマス。ではまた次回♪
■プロフィール
青山シゲキ
1991年、高校卒業後にパチンコにハマり、5年間のパチプロ生活を経て某パチンコ雑誌編集者へ。編集長として数百冊のパチンコ攻略誌を世に出す傍ら、パチンコ番組や漫画の監修、情報屋、新台コンサル、パチ台専門カメラマンなどなど、パチンコ業界の何でも屋として活躍中。現在47歳。
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