三重県遊協、経営者・ホール責任者研修会を開催 ~依存問題についても勉強会

三重県遊技業協同組合(三遊協)は20日、三重県津市のホテルグリーンパーク津において経営者・ホール責任者研修会を開催。組合加盟ホールの経営者や店舗管理者等およそ110名が参加した。

冒頭、挨拶に立った権田清理事長は「ガイドラインの策定やアドバイザーの設置、駐車場における児童車内放置事故の未然防止など、我々はこれまでも依存問題に対し真摯に取り組んできたが、社会からの目が一層厳しく向けられる中、今後更に計画的で実効性のある取り組みを推進しなければならない」とし、社会からの要請に応えるため、組合員が一致団結して取り組んでいくよう協力を呼びかけた。

「ぱちんこ営業の適正化等について」をテーマに行政講話を行った三重県警察本部生活安全部生活安全企画課の奥野圭子課長補佐は、遊技機の不正改造の絶無、遊技機の流通における業務の適正化、広告宣伝の健全化の徹底などについて要請。「ぱちんこは日本の代表的な娯楽であるが、全国的に見ると不正改造や賞品買取り、広告宣伝違反等が未だ散見されるところであり、危機意識を共有するとともに適切確実に取り組んで欲しい」と述べ、業界が一丸となり、一つ一つの課題に対し迅速真摯に対応することにより健全な娯楽としての業の確立に繋がるとした。

続いて、ギャンブル等依存問題勉強会としてアルコールや薬物等様々な依存問題からの回復を目的としたリハビリセンター・三重ダルクの市川岳仁代表と、リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)に出向し、相談窓口業務などを通じて依存問題と向かってきたマルハン社員の中村一也氏が講演。中村氏は「リカバリーサポート・ネットワークの相談研修から見えてきたこと」を演題に、業界の依存問題に対する取り組みを再整理するとともにRSNでの体験談等を披露。また、中村氏は依存問題がパチンコ業界が縮小傾向にある要因の一つになっていると指摘し、「予防と深刻化の抑止によって安心・安全な遊技環境だと社会から認められれば、新たなファンの創造や既存顧客の保護に繋がる」との考えを語った。

三重県遊技業協同組合

ジーマ
喫煙問題に関してもだけど、依存問題もしっかり対応すれば新たなファン獲得に繋がるという考えに僕は賛成だな。
イスラもそう思うらぁ。
イスラ
ジーマ
本当かよ。

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