沖ドキ!2(アクロス)試打感想と市場動向

導入日は5月18日~6月8日(地域によって異なる)で全国30000台予定です。

業界内では大注目となっている沖ドキ2を試打してきました。

今回は30パイのみの販売となります。

導入日は各都道府県ごとの沖ドキ設置期限にあわせて細かく分かれているので、東京は6月1日~、大阪は5月18日~、などバラバラです。

筐体はパッと見では間違えて座ってしまいそうなくらいの雰囲気ですね。

スペック

設定 BIG初当り REG初当り
1 1/681.8 1/967.6
2 1/678.8 1/968.3
3 1/605.4 1/883.4
4 1/582.9 1/873.9
5 1/539.2 1/807.8
6 1/535.7 1/808.3
設定 初当り合算 出玉率
1 1/399.9 97.0%
2 1/399.0 98.6%
3 1/359.2 101.0%
4 1/349.7 103.1%
5 1/323.3 105.0%
6 1/322.2 107.0%

純増:約4.0枚

ベース:約51.0G

BIG:約220枚(55G)

REG:約60枚(15G)

天井:999G(滞在モードにより異なる)

疑似ボーナスタイプのAT機になります。

基本的なゲーム性、各モードの概念、天国ループ率や1G連、出玉率など、ほとんどそのまま前作を踏襲しています。

変更点はベースが上がった分、当りが重くなったという点ぐらいです。まぁこれが全ての6号機がダメな原因なんですが…。

モードは通常A、B、チャンス、天国準備、天国、ドキドキ、超ドキなど前作と同じなので、移行率は不明ですが、モード狙いの打ち方は概ね通用すると思います。

有利区間リセットは設定変更時とボーナス後32G消化時となります。

非有利区間でレア役を引くと次回モードが優遇されるようです。

また、新しい機能としてBETランプの光り方やリール間LEDの色なので、滞在モードの示唆を行うことがあるそうです。

フリーズは2種類あり、いずれもBIG+超ドキドキモード確定となります。

前作も一撃5000枚以上が頻発するようなスペックではなかったので、1000枚~2000枚ぐらいの塊を何回も引くことを前提に打つなら、有利区間の制限はそこまで気にならないかもしれません。

 

市場動向

初代沖ドキを設置中のホールは沖ドキ2にそのまま入替ようとしているはずですし、今まで沖ドキがなかったホールも、これを機に設備変更をして新たに30パイコーナーを作ってチャレンジしようと考えているホールも多いようです。

実際に今30パイメダルの注文が殺到し、沖ドキの導入時期までに製造が追いつかないかもしれない状況になっています。

こんな状況ですので販売台数以上の注文が殺到しているとユニバは言っています。

しかし、ぼく個人的な感想としては、設備投資をしてまで沖ドキ2を導入する必要があるかと言われれば慎重になったほうがいいと思っています。

しかも、新たに30パイの設備を入れるということは、最低でも1列分の新台を買うということなので、合計すれば膨大な金額になります。

設定1でも勝手に暴れてくれて貯金箱になる(ホールが儲かる)のが初代沖ドキの良い所だったんですが、6号機でこういう機種は今のところ存在しません。

この沖ドキ2も検定通過したのは1年ほど前の台であり、コイン単価もさほど高くないといことは、現行の6号機と大きく異なる荒波台である可能性は低いと思います。

つまり、前作の沖ドキのような運用では稼働はつかず、ジャグラーやハナハナのように甘く運用する必要が出てくるのでないか思います。そうなるとホールにとっての沖ドキの役割は前作とは大きく違ってきます。

沖ドキというネームバリューだけで一定数の需要はあると思いますし、30パイコーナーを維持するためには必要不可欠な台でることは間違いありませんが、今のところの6号機は何が起きても5号機の劣化版でしかなく、5号機を超える実績を残した台もないことを踏まえて、導入台数を検討すべきだ思います。

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