SANKYOは7日、2020年3月期第3四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。
2020年3月期第3四半期(2019年4月1日~2019年12月31日)の連結業績は、売上高617億3800万円(対前年同期比プラス11.6%)、営業利益105億4800万円(同マイナス3.7%)、経常利益113億7600万円(同マイナス4.0%)、四半期純利益129億4500万円(同プラス46.9%)。四半期純利益の大幅増は、主にグループの事業再編に伴い、昨年11月に同社連結子会社である株式会社三共クリエイトが運営するゴルフ場運営事業及び不動産賃貸事業の一部を新設分割し、株式譲渡したことにより特別損益を計上したためとしている。
パチンコ機関連事業では、「フィーバー機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」が2万4000台、「新世紀エヴァンゲリオン シト、新生」が3万4000台のヒットとなるも前年同期には及ばず、売上高は475億2500万円(対前年同期比マイナス1.2%)、営業利益は117億3800万円(同マイナス30.2%)、販売台数は9タイトルで累計11万6866台(対前年同期比マイナス7.3%)となった。
パチスロ機関連事業においては、「パチスロトータ ル・イクリプス2」、「カードバトルパチスロ ガンダム クロスオーバー」などを販売し、売上高95億4500万円(対前年同期比プラス456.8%)、営業利益24億100万円(前年同期は23億2400万円の営業損失)、販売台数2万3691台(対前年同期比プラス460.1%)と大幅な増収増益を達成した。
第4四半期以降は、本格的な新規則機への入替需要が始まるとし、「新規則機への入替需要の掘り起こし」「多種多様な商品開発」「多品種小ロット化への対応」などに取り組み、新規則・新内規の特徴を活かした商品開発、適合数の増加に注力。パチンコではSANKYOブランドの「フィーバーアクエリオン ALL STARS」、パチスロではBistyブランドの「EVANGELION FESTIVAL」などの販売を予定し、通期計画では当初通りパチンコ20万台、パチスロ5万8000台の販売を見込んでいる。
なお、2019年5月9日に公表した業績予想からの修正はない。
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