2月1日、熊本県山鹿市に新店『123山鹿店』がグランドオープンした。
全国5番目の規模を誇る延田グループの80店舗目(熊本2店舗目)の出店となる同店。遊技機設置台数866台の併設店で、4円パチンコ240台、1円パチンコ240台、1000円46枚パチスロ344台、1000円184枚パチスロ42台。編集部ではグランドオープン当日の2月1日に同店を視察した。
店内は全席禁煙。パチンコ側・パチスロ側にそれぞれ2カ所の喫煙所に加えて、中央の2島分ほどのスペースには2基の小さな喫煙ブースを設置。喫煙ブースの前を通ったが、扉がないにもかかわらず全く匂いはしなかった。
そして遊技機上のデータ表示機には(呼び出しボタンの横に)「離席ボタン」なるものがあり、これを押すと10分間離席しても呼び出しがかからないという仕組みとなっている。6カ所の喫煙所内及び喫煙ブース付近には離席台番及び残り時間をリアルタイムで表示するパネルまで設置されていた。4月から全国で禁煙になる際、特に大型店舗では喫煙中の離席による呼び出しトラブルが頻発するのではないかと懸念されるが、同パネルは大変わかりやすく、トラブル回避に大きな役割を果たすのではないかと感じた。
遊技機周りを見ると、各台計数機およびUSB充電ケーブルが全台に設置。パチンコには10センチほどの台間ボックスが、パチスロは台上にスペースがあり、台間・島間共に広く快適に遊技出来る環境だ。また、低貸コーナーの島外には硬貨対応のICカード発行機が設置され、100円から遊べるようにしているなど細かい配慮が見られた。
店内状況は、多くの人で賑わっており、通常貸はパチスロに直前で空いた1台以外は、離席中や空き台確保の状態。1円パチンコに少し空台がみられたものの、全体では9割近い稼働率を見せていた。そんな中においても、カウンターや食事処の運営・喫煙所の清掃まで、業者とスタッフが効果的に動いており、運営の未熟さや接客のドタバタ感などは全く見られない。大規模チェーンならではの大変素晴らしいオペレーションだった。
運営企業である延田グループは、1963年1月23日に創業。同年、大阪府八尾市にパチンコ店『松屋会館』をオープンした。その後、店舗数の拡大とともに多角化経営にも着手。天然温泉や関西屈指のマスターズゴルフ倶楽部、イタリアンレストランなどの飲食事業を展開。2016年には兵庫県三木市に大型レジャー施設「ネスタリゾート神戸」をオープンさせている。
近年における同グループの出店状況は、2018年4月に岡山市で『123藤田店』『123浜野店パチンコ館』『123浜野店スロット館』の3店舗をオープン。また、2019年11月には大阪府松原市に『123+N松原店』をグランドオープンした。
店舗 | 123山鹿店 |
日程 | 2020年2月1日グランドオープン |
住所 | 熊本県山鹿市山鹿803番地 |
検索 | google店舗検索 |
URL | http://www.p-world.co.jp/kumamoto/123yamaga.htm |
備考 | ※1/23~会員受付・整理券配布開始 |
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