連載中
2021.1月号/年明け撤去対策対応策のメリット&デメリット
この記事が目に触れる時期は、年の瀬も押し迫った12月末。
とはいえ、明けてすぐの「沖ドキ!」などの撤去を考えれば、正月気分とはいきません。いずれにせよ、「どうすべきか」はもう判断しなくてはならない時期。そこで今回は、主な撤去後の対応策を5パターン提示した上で、それぞれのメリット・デメリットを考えていきたいと思います。
2020.12月号/コンサルの使命はホールの基礎体力向上
コロナ禍の余波が続く2020年ですが、どうにか弊社も16年目に突入しました。このコンサルティング業、「本当にホールに必要か」と訝しむ方が多いのも事実。確かに経営の相談役としての役割はありますが、わざわざ"部外者"を入れる価値は、それのみではありません。今の時代だからこそ、コンサルタントが必要とされる意味を書かせていただきます。
2020.11月号/パチスロに久方ぶりの朗報 ベース値30後半に!?
パチスロ市場は依然として、先の見えない苦しい状況が続いています。1日でも早いヒット機の登場が待ち望まれる中、ここにきて適合率やベース値にかかわる風聞が飛び込んできました。それらが事実なら疲弊するパチスロ業界にとって、またとない"明るい兆し"。今回は、それらにまつわる、私なりの見解を記したいと思います。
2020.10月号/迫る「沖ドキ!」撤去 穴を埋める三つの選択肢
11月に6号機初の「吉宗」、12月には「アイムジャグラーEX」の導入と、パチスロ6号機市場も再び動き始めた感のある昨今ですが、何といっても悩ましいのが、規則改正で設置期限が年末に延びた旧規則機の大量撤去。とりわけ「沖ドキ!-30」撤去後の対応については、かなり問い合わせをいただいています。今回は、この難問に対する三つの選択肢をご提示したいと思います。
2020.9月号/年末の撤去対応 新台も中古台もリスキー!?
7月中旬現在、ボチボチ「押忍!サラリーマン番長」の撤去が始まりましたが、しっかりと外しているホールもあれば、なぜか電源だけを落として放置しているホールも。意図は分かりませんが、中には再稼働させるホールも出てくるのではと危惧しています。そして、年末に迫る「凱旋」「沖ドキ!」の撤去...。今回は大量撤去問題に絡んだ対応について語らせていただきます。
2020.8月号/下半期以降の救世主は「マイジャグラーⅣ」
5月25日、政府による緊急事態宣言も解除され、いったんは、落ち着いたかに見えた新型コロナウイルス感染拡大ですが、都内を中心として、またぞろ感染者の増加が報告されはじめています。感染者がゼロになる完全収束に至るまで、まだまだ時間を要するとの見方を踏まえ、「ウィズコロナ」の中でパチスロ営業を考えていきます。
2020.7月号/"非接触型"時代にアナログの価値を見直す
かなり前から噂は流れていましたが、経過措置が1年間延長になりました。"問題の先送り"ではありますが、倒産を回避できたホールも少なくないでしょう。一方、新型コロナウイルスの影響は、ホール業のカタチにも多大な影響を与えています。今回は、「リモートワーク」を代表する"デジタル非接触型"の経営スタイルについて、私なりに感じた"落とし穴"をお伝えしていきます。
2020.6月号/信じる道を進むことがホールの明日を切り拓く
新型コロナウイルスのまん延により、ホールのみならず、多くの産業が危機に瀕しています。まさに国難という折、私ごときが口幅ったいことは重々承知の上で、「今だから思うこと」を、ありのままに綴らせていただきました。バッシング著しい昨今、われわれが守らなくてはならないものは何なのか?ホール業を愛してやまない若輩者からのエールとして、お読みいただければ幸いです。
2020.5月号/先行するか、後追いか 負うべきリスクを考える
「SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆2」が導入直後に、新型コロナウイルス問題発生。日ごろから風当たりの強いホール業界では、集客したくともできない日々が続きます。そんな中でも、外すだの、入れるだのの機械問題は、否が応でもやってきます。
最近、とみに相談を受けることの多くなった新台購入とその価値について、今回はシミュレーションを交えつつ、語らせていただきます。
2020.4月号/"冷夏"のパチスロ市場 今から秋に備えよ!!
パチンコ、パチスロ中古機価格の相場サイト「中古機相場.com」によると、1月27日時点における中古6号機のラインナップ数は61機種。200機種以上あるP機と比較しても、その差は歴然ですが、規則改正以降、常態化する適合率の低さが大きな影を落としています。昨年12月から持ち込み開始となった6.1号機を交え、春以降の入れ替え動向を予想します。
2020.3月号/6号機ジャグラーの真価は旧規則機撤去後に問え
昨年末の嵐「バジリスク~甲賀忍法帖~絆」撤去後のホール業界を振り返ると、暴風の影響をもろに受けたホールと何とか凌いだホール、明暗がはっきりと分かれました。当然ながら、耐えられたホールは"備えていたホール"。そして、2020年は最も備えなければならないジャグラー問題が立ちはだかっています。今回は、近く導入予定の6号機ジャグラーについて考えていきます。
2020.2月号/利用すべき道具 コンサルの活用法
2020年は、いうまでもなく新規則機への移行が本格化する正念場の年。「立っているものは親でも」の例えではありませんが、文字通り、利用できるものはすべて利用するぐらいの心構えが必要となってきます。さて、かくいうわれわれコンサルタントも、そんな"利用すべき道具"の一つ。今回は、新年の皮切りということで、コンサルの利用法を語らせていただきます。
2020.1月号/大量撤去明けの1月から、6月撤去に向けた準備を
2020年1月末の「高射幸性回胴式遊技機の設置比率」の自主規制については、延期されていた「15%以下」の期限の再設定で一応のメドがついた模様。とはいえ、年末の"外さざるを得ない"機種の大量撤去を考えれば、到底、安穏としていられる状況ではないでしょう。今月は大量撤去明け、2020年1月以降の機種構成について考えていきます。
2019.12月号/正解なき時代のホール営業 カギは"機種以外"にアリ
この号がお手元に届くのは11月下旬ということで、2020年1月末に期限が迫った「高射幸性回胴式遊技機の設置比率」の自主規制について、全日遊連における再検討の結果がすでに出ているころかと思います。「5%以下」の扱いがどうなるのか、気になるところですが、いずれにせよ、高射幸性機縮減は避けられない2020年前半戦について考えていきます。
2019.11月号/大手と同じ土俵は危険‼ 新台後追い戦略の落とし穴
年末の撤去と入れ替えに絡んだ、いろいろな"噂話"が聞こえてきます。やれ、「パチスロ北斗の拳 天昇」がウン万台だとか、やれ、「バジリスク~甲賀忍法帖~絆」の後継機は4段階設定なのでは、とか。依然として、われわれコンサルタントに「機械評価」を求めるホールさまも多いのですが...。今月は、この先の新台戦略について改めて説明したいと思います。
2019.10月号/楽しさこそがホールの商品 今こそ停滞感を打ち破れ
令和の時代に入り、政治に経済、流行と、社会は目まぐるしく移り変わっていきます。一方、ホールをはじめとしたパチンコ業界はというと、変化・進化とはとんと無縁。まるで昭和で時が止まったかのような状況を見るにつけ、思うのは「このままでいいのか?」。ある意味では、規則や機械性能以上に、業の未来を危機に追い込む"停滞化"について、私なりの見解を述べさせていただきます。
2019.9月号/意義を取り戻した設定機能 生かすも殺すも腕次第
現在、弊社クライアントを含め、多くのホールは客数も粗利もパチスロに依存しています。そんな中、懸念されているのは、高射幸性パチスロ機の撤去による稼働低下。一方、導入から半年以上が過ぎ、現状の6号機の特性も、うっすらと見えてきた状況。
そこで、今回は4号機、5号機の設定機能などと比較しながら、これからの6号機の使い方を提案していきたいと思います。
2019.8月号/大量撤去の難局打破に業界の"救済"は不可欠!?
ここ数回にわたり、認定切れ機の撤去対策を中心にお話をしてきました。願わくば、すべてのホールにおいて、この難題にすみやかに対処してほしいのですが、聞き及ぶところでは、いまだ「パチスロ北斗の拳 転生の章」などを設置するホールもあるとか。これから外されていく機械も、同じようなことにならなければよいのですが...。今回は現場を知る者として、そんな懸念に対する率直な"願い"も述べさせていただきます。
2019.7月号/ジャグラー減台期へ突入 バラエティーで活路を開け
3月の「みんなのジャグラー」に続き、6月には「ニューアイムジャグラー EX-KA」と、認定切れを迎えたジャグラーが、続々と撤去を迎えています。営業の趨勢を左右する看板機種だけあり、相談を受ける回数も桁違い。とはいえ、中小ホールではなかなか一定数の新台を確保しにくいのがジャグラー。そこで、この"営業の柱"が抜けた穴に、どう対処していけばいいかを考えていきます。
2019.6月号/約18万台の撤去に向け、今から準備と心構えを
現在、多くのホール関係者の頭を悩ませる、高射幸性パチスロ機の設置比率。長かったゴールデンウィークも明け、夏まで残りわずかとなり、いよいよ2019年後半に向け、大規模撤去に対する準備が必要となってきました。中古機を入れ替えの核にするべきか?撤去機に代わる6号機は出るのか?今回は、中古機市場の変化や6号機の適合率を踏まえ、入れ替えについて考えていきます。
2019.5月号/値崩れしない今こそ「新台高速回転」の実施を
高純増で、粗利がしっかり稼げる「Re:ゼロから始める異世界生活」が大ヒット。この勢いがどこまで続くのか、一抹の不安もありますが、5月の増産分は争奪戦の様相です。いずれにせよ、ようやく戦える6号機が登場したことで、ホールも、今まで以上に新台の良し悪しに敏感になるのは、間違いないでしょう。そこで今回は、新台にまつわる戦略について考えていきます。
2019.4月号/連休営業の見直しがユーザー回帰のカギに
三が日明けの金曜日に休みをとれば、最大9日連休だった2018~2019年の年末年始。当初、あまり期待していなかったのですが、フタを開けてみるとビックリ!支援先のデータは軒並み、予想を超える稼働となっていました。ここ数年の通例とは異なる動きを見せたユーザーの動向から、この先に控えた大型連休のパチスロ営業について、考えていきましょう。
2019.3月号/認定切れ機への対応が来年以降の明暗を分かつ
本格的な6号機時代に突入しましたが、いまだ五里霧中といった状況のパチスロ市場。とはいえ、現実として年内に約16万台といわれる認定機切れ機への対応を求められてきます。これだけ大掛かりな撤去となれば、その対策は重大な懸案の一つ。パチンコ島への変更か、島封鎖で乗り切るか。あるいは新台を購入すべきか...。考えられうる方策の中から、今のホールにとってのベターな選択を模索していきましょう。
2019.2月号/来店取材規制を契機に自店の販促の見直しを
来店取材系の、第三者を使った広告宣伝を規制する動きが広がっています。この流れについて、ホールの方々はどのように受け止めているでしょうか。私は、パチスロ営業の販促を考える契機にすべきだと考えています。それはどういう理由によるものなのかをお伝えした上で、パチスロの販促の基本について、あらためてご説明します。
2019.1月号/2019年の上半期6号機の主役は何か?
高射幸性機の15%期日延期で、ひと息ついたホールは多いことでしょう。しかし、市場は、いずれ完全6号機の時代を迎えます。スムーズに移行できるよう、6号機の導入も進めていかなければいけません。では、6号機を選ぶ上で、どんなところに注意したらいいのでしょうか?いまだ市場に絶対数は少ないものの、私なりの視点をお伝えしたいと思います。
2018.12月号/新規則機活用のカギは販売促進にあり
いよいよ、パチスロ市場にも新規則機、いわゆる6号機が登場し始めました。実質的な市場導入第1弾となる「HEY!鏡」の評価はまずまずのようですが、この後に続く6号機はどうか、気にしているホールは多いことでしょう。そこで、お伝えしたいのは、どんな遊技機も販売促進次第だということです。販売促進といっても多種多様。今回は私が重要だと思うポイントを書きたいと思います。
2018.11月号/6号機不足の中での15%規制の乗り切り方
6号機が、ほとんど型式試験に適合しない状況が続いています(7~9月の適合率は16.2%)。もし、この状況が2018年1月31日まで続いてしまったら、旧基準機の15%規制の順守が難しいとホールの皆さんは思っていることでしょう。では、6号機がない中で15%規制を乗り切るには、どんな機種戦略をとればいいのか? 「ジャグラー」シリーズの扱いを中心に、考えてみたいと思います。
2018.10月号/7000枚が1万枚に!?稼働向上七つのポイント
20スロの平均稼働で、数字を上げやすいレンジは7000枚~9000枚です。ビッグデータによると、全国の店舗平均が約9000枚ですから、全国平均か、それをやや下回るぐらいが、テコ入れしやすい店だということです。実際、大幅な改装をしなくても、稼働を上げた事例はしばしば見てきました。では、7000~9000枚の現状からどうすれば、脱却できるのか?意識するポイントは七つです。
2018.9月号/一人でも多くの集客へ 競合店と戦う方法
ホール営業は、ユーザーを奪い合うという点で、競合店との戦いの毎日です。加えて、遊技人口の減少が続く中、顧客を囲い込んでいくのは容易なことではありません。では、どのような戦略、戦術をとればいいのでしょうか?そこで、今回は、私なりの他店との戦い方をお伝えします。皆さんのホールの立ち位置に合わせて、参考にしていただければと思います。
2018.8月号/台数別パチスロ戦略 攻め方はどう違うのか
パチスロが150台のPS併設店から600台のスロ専まで、私の支援先には、さまざまなパチスロ設置台数のホールがありますが、台数に応じて、おのずと打って出る戦略、戦術は変わってきます。そこで、200台、400台、600台という三つの規模別に、攻め方がどのように違ってくるのか、考えてみましょう。
2018.7月号/2018年後半戦はジャグラー増台の検討を
2018年のパチスロ商戦も後半戦に突入しようとしています。
旧基準の高射幸性機の設置比率を段階的に引き下げていかなければならない一方、新機種は、5.9号機から6号機に移行していくことになるでしょう。旧基準機と5.9号機、6号機をどう使い分けていくか。頭を悩ませることになりそうです。そうした中、今から意識しておくことは何か? 「ジャグラー」シリーズの増台を考えます。
2018.6月号/遊技機依存から脱却 自店の努力で増客を
依然として、パチスロの稼働はゆるやかに下降し続ける中、今年のゴールデンウイーク商戦はいかがでしたか? 新機種の主役は5.9号機へと移行。さらに、秋には6号機が登場するとみられています。出玉性能がどんどん下がっていく中、手をこまねいていれば、稼働は下がるだけ。では、ホールは、どのような取り組みをしていけばいいのでしょうか。
2018.5月号/5.9号機と6号機どちらが得か?
今回も、前回に引き続いて、6号機について考えてみたいと思います。回胴式連絡会の申し合わせで傾斜値(純増)2枚規制が撤廃となったことなどから、5.9号機より、短時間でも楽しめる遊技機が期待できるといわれています。そのため、6号機が出てくるまで、パチスロの新機種は買い控えるとの声も聞こえます。果たして、そう決めつけてよいのでしょうか? 私の見方をお伝えします。
2018.4月号/新内規を踏まえて6号機像を考える
回胴式連絡会による6号機基準が4月1日の型式試験申請分から適用となります。2月1日の改正規則施行に伴い、5.9号機の自主規制を見直すことにしたもので、ART機における1ゲームあたりの傾斜値(純増)2枚規制の撤廃や、ナビに関する抽選確率などに設定差を設けられるようになりました。そこで、改正規則の下、6号機基準ではどのような遊技機が期待できるのか、考えてみます。
2018.3月号/今こそ考えてほしいパチスロ営業の原点
いよいよ2月1日を迎え、改正規則が施行となりました。回胴式連絡会が自主規制を緩和することを発表したとはいえ、パチスロの先行きに不安を抱くホール関係者は多いことでしょう。まさしく、今は大転換期。だからこそ、考えていただきたいのが営業の原点です。目先の利益にとらわれすぎて、最も大事にすべきことを見失ってはいないでしょうか?
2018.2月号/新台不足の中での低スロ稼働アップ策
パチスロは新台供給不足が続いています。この状況は今年の上半期も変わらないでしょう。こうした中で、私が先行きを懸念するのが5スロなど、低スロの営業です。低スロの台入れ替えは20スロに入れた新台の高速ドロップアウトでまかなうという、これまで多くの店でとってきた戦略が新台不足で成立しづらくなってくるからです。では、どのようにすれば低スロを活性化できるのか、考えてみました。
2018.1月号/顧客目線が問われる2018年のパチスロ営業
旧基準機をパチスロ設置台数の30%以下とする期日が過ぎ、規則改正に伴う認定申請作業も概ね済んだであろう2018年の正月を、ホールの皆さんはどのような意識で迎えたでしょうか? 気になるのは、顧客目線より自店都合を優先したかのような店が近年、目につくこと。どのような考えで今年のパチスロ営業に臨んでほしいのか、私の考えをお伝えします。
2017.12月号/2017年12月1日以降のパチスロ戦略の注意点
旧基準機をパチスロ設置台数の30%以下にしなければならない期日が目前。すでにほとんどのホールは、目標値をクリアしていることでしょう。一方で、パチスロ市場は先行きがきわめて不透明な状況にあることから、これでかじ取りが一段と難しくなったとして、頭を抱える方々は少なくないと思います。そこで、今回は、機種構成を中心に、今後のパチスロ戦略の注意点を整理しました。
2017.11月号/旧基準機30%規制にどのように対応するか
2017年12月1日が迫ってきましたが、ホールの皆さんは何の日か、ご存じですよね? 新基準に該当しないパチスロの設置比率を30%以下にしなければならない期日です。しかし、まだ、目標値をクリアできていないホールも少なくないと思います。総台数はそのままで、旧基準機を減らすのか。旧基準機はそのまま残し、総台数を増やすのか。また、前者の場合は旧基準機減台という戦力ダウンをどう補うのか。私の意見をお伝えします。
2017.10月号/6号機への移行期をどう乗り切るか?
自主規制により、パチスロは10月1日から5.9号機しか新台導入できないにもかかわらず、5.9号機の販売情報がなかなか伝わってこないまま、秋商戦に突入することになりました。懸念しているホールの皆さんは多いことでしょう。実際、10~11月は、ほとんど市場に新台が出てこない可能性もあると私は見ています。そこで、これからのパチスロ戦線をどのように戦っていけばいいのか、考えてみました。
2017.9月号/規則改正案から6号機像を予想する
今回の規則改正の目的は、遊技機出玉性能を従来のおおむね3分の2に抑えること。パチスロも、設定6の出玉率が従来の110%から115%になったほか、1回のボーナスの払い出しが480枚から300枚に下げられるなどの規制を受けました。では、これらの改正によって、パチスロ開発はどのような影響を受けるのか? 規則改正の内容をおさらいしながら、6号機像をAタイプ中心に考えてみたいと思います。
2017.8月号/規則改正の流れの中でのパチスロ戦略を考える
警察庁が遊技機規則の改正に向けて具体的に動き出し、パチスロは、いよいよ6号機時代の幕が開けようとしています。しかし、当面の間、市場に出てくるのは現行規則による遊技機です。10月1日からは5.9号機しか市場導入できなくなります。そこで、今年後半から年明けにかけてのパチスロ戦略の注意事項を考えます。
2017.7月号/スペック混在期における機械運用の注意点
パチスロ市場は新・旧の基準機が混在している状況が続いていますが、新・旧で明らかに何が違うかというと、その一つに挙げられるのがコイン単価。高コイン単価機と低コイン単価機では運用も大きく変わってくるはずです。ところが、それがうまくできていないホールの方々が目につきます。それはなぜなのか? 今回は新・旧スペック混在期の機械運用について考えます。
2017.6月号/今までのパチスロ営業をすべて否定する勇気を
「押忍!番長3」が登場以来、高稼働を維持しているのは明るい話題ですが、パチスロ市場全体としてみると、決して状況が好転したわけではありません。その要因の一つとして挙げたいのが、ホールの方々の営業姿勢です。業績が悪くなっているにもかかわらず、これまでのやり方にこだわっていませんか?他業態の事例も参考にしながら、今、パチスロ営業に求められるものは何か、考えます。
2017.5月号/販促で伝えてほしい自店のアツい思い
最近は、地域一番店以外に、ずば抜けて強い店舗が少なくなったように思います。その要因の一つとして考えられるのが、販売促進に対する取り組みの変化。広告宣伝規制の影響もあるのでしょうが、似たり寄ったりのPRが目につきます。遊技機の訴求力が落ちている分、販促の重要性は増しているのに、どこか冷めていませんか? そこで、今回は、販促に対する私の基本的な考え方をお伝えします。
2017.4月号/ジャグラーを例に設定について考える
今回は、設定について考えてみたいと思います。皆さんは設定、入れていますか? というのは、主基板制御のパチスロ、いわゆる新基準機は寿命が短いと言われますが、寿命が短いのは、機械の性能ばかりでなく、使い方にも要因があるように思うからです。それは、ジャグラーシリーズの稼働が今一つのお店にも言えること。では、新基準機とジャグラーは、どのような意識で運用したらよいのでしょうか。
2017.3月号/年末年始商戦からホール営業の姿を学ぶ
今年も早2カ月が経ちますが、今回は先の年末年始商戦の話をしたいと思います。予定どおりいった店、そうではなかった店、さまざまでしょうが、検証はしましたか? 厳しい状況に置かれるほど、目の前の数字ばかりに目を奪われ、検証はおろそかになりがち。そこで、弊社支援先のデータを中心に、年末年始商戦を振り返ってみると、稼働と粗利の考え方など、ホール営業に求められる姿が見えてきました。
2017.2月号/新基準機時代の新台導入を考える
最近、「新台の導入コストを減らしたい」という相談が一段と増えています。2016年は"当たり"の新機種がとても少なくない1年でしたから、新台の導入コスト削減を口にするホールの皆さんの気持ちはわかります。ただ、はなから機械代の削減ありきの考えで立ち向かうと、痛い目に...。そこで、今回は、新台導入の注意点について、あらためて考えてみましょう。
2017.1月号/低スロ増台に対して注意する事項
前回は、パチスロを増台するにあたっての注意事項について、20スロの増台を検討する場合を中心に整理しました。今回は、低スロを増台する場合の注意点について考えてみましょう。低スロはレートの多様化が進んでいますが、中でも軸となる5スロを中心に、最近導入店が増えている2スロ&1スロの話も交えながら整理します。
2016.12月号/どこまで増やせる!? パチスロ増台のヒント
今年に入って、パチスロ増台に動くホールが目につきます。パチスロが強い店舗が増台により、さらなる店舗力の強化を図るケースだけでなく、パチンコが強かった大手ホールがパチンコを減台して、パチスロを増台するケースも。いまだパチンコ市場が流動的な状況にあるため、「パチスロに力を」ということでしょう。しかし、増台するにあたっては、いくつかの注意事項も。今回は増台をテーマに考えます。
2016.11月号/5.9号機はどうなる? 今後の機種動向を占う
「バジリスク~甲賀忍法帖~絆」などの旧基準機がホールを支えた2016年。新基準機が苦戦する中、来年秋からは本格的な5.9号機時代に突入し、出玉性能はさらに抑制されることになります。不安を抱くホールの方は少なくないはず。そこで今回は、私なりに今後の遊技機動向を展望してみました。これからはゲーム性、演出面にあらためて目を向けるべきではないでしょうか。
2016.10月号/ユーザータイプ別機種運用のコツ
今年の初めから夏までのパチスロ市場は、集客に結びつく新機種が乏しかったと言えます。秋にはビッグタイトルも複数登場する見込みですが、過度な期待は禁物です。新機種導入に頼りすぎず、ユーザーの機種に対するニーズに柔軟に応えていくことが必要です。そこで、今回は、ユーザーの指向を「機種固定型」「好奇心型」「店舗追随型」の3タイプに分け、各指向ごとに、適切な機種運用のヒントを考えてみました。
2016.9月号/店舗規模ごとに考える2016年後半の営業戦略
純増2枚超ART機やAT機の新台設置がNGとなり、いよいよ2016年も後半に突入。弊社支援先のデータなどから、上半期に業績アップに成功した営業形態も見えてきました。そこで、今回は、その知見をもとに、"今が旬"の戦略を紹介します。ポイントは、大型店が低貸し増台、中型店がバラエティー充実、小型店が多レート化。店舗増を続けるコンビニに学び、店舗規模に合わせた戦略をとることが肝要です。
2016.8月号/100台設置も視野に!?注目の5スロ市場をひらく
運用次第では1パチ以上の利益も期待できる5スロ。先月号で触れたように、2015年後半から拡大の兆しが見られる注目株と言えます。そこで今回は、引き続き、5スロの戦略を検討してみたいと思います。20スロでは利益がとりにくい台を5スロに移動するなどして、1万1250枚稼働を目指しましょう。増台によって集客・利益双方のアップを図ることも選択肢の一つです。
2016.7月号/中年層が増加!5スロ運用のポイント
今年のGWは低スロが好調。特に5スロ稼働の大幅な増加が目につきました。背景には、20スロに飽き始めている30代から50代までの中年層の増加が考えられます。そこで、今回は5スロの戦略を検討してみましょう。注意すべきは、利益重視の営業。従来の「設定を入れない営業」からの脱却が必要になります。
4号機を打っていたような、中年層の心に刺さる機械の導入がポイントになるでしょう。
2016.6月号/客数比率ごとに考えるジャグラー利益向上戦略
先月も述べましたが、稼働だけで営業状況を判断することは禁物です。ジャグラーも例外ではなく、利益率を下げ、見せかけの稼働を維持しているケースがあります。結果として、利益増大のチャンスを逃していることも少なくありません。そこで今回は、ジャグラーの利益率アップ戦略を考えてみましょう。戦略を立てるためのカギになるのは、客数比率です。
2016.5月号/低すぎに注意!入替費用を示唆する利益率
最新の「風営白書」によると、ホールの大型化が継続中。稼働だけでは、店舗の営業状況が判断しにくい時代になりつつあります。そこで重要になってくるのが、売上の中で利益の占める割合を示す利益率。まだまだ、利益率を注視しているホール関係者は多くありません。今回はそんな利益率を見ることの意義と適切な利益率設定を考えてみましょう。
2016.4月号/ジャグラー層にも訴求?「南国物語」の可能性
次々に主基板制御の新基準機が登場し、「5.5号機」への移行が着々と進むパチスロ。パチンコから一部の客が流れるなど、有利に思える面があるとはいえ、油断はできません。まだまだ新基準機のスペックには、賛否両論あるからです。そこで今回は、定番機として評価が固まっている、Aタイプや30φ系を取り上げてみます。最新機種の「南国物語」を軸に、Aタイプや30φ系の扱いをあらためて見直してみましょう。
2016.3月号/五つのポイントで探る育成機種の可能性
1月から2月にかけて、注目度の高い新台が少ない時期が続きました。機械代がかかりにくいですから、自店独自の育成機種を作るチャンスといえます。こんなときは育成機種の可能性を検討してみましょう。大切なのは、設定判別が容易かどうか。今後、設定を入れた営業の重要性が増すからです。今回は、そんな育成機種選びのポイントを5点に分けてお伝えします。
2016.2月号/「ところてん方式」で新台不足期を乗り切ろう
昨年末から2016年春ごろまで、注目度の高い新台があまり多くありません。パチンコは甘デジばかり、パチスロは数自体も非常に少なくなっています。「待ち」の姿勢で、入れ替えを控えるホールも少なくないでしょう。しかし、こんな状況だからこそ、積極的に入れ替えを行うことが差別化につながります。そこで、先月号に続き、中古機を最速で導入・売却する「ところてん方式」を提案します。
2016.1月号/「高速回転型」が来る!?来年は新台動向に要注目
2014年9月から段階的に進んできた、パチスロの規制もいよいよ大詰め。昨年12月1日から、完全主基板制御の5.5号機だけが型式試験申請されるようになりました。5.5号機では、ATで出玉を増やせなくなるほか、ARTの純増枚数も規制されます。そこで、浮上するのが、注目機を最速で導入・売却する「高速回転型」の戦略です。今回は、今後のパチスロ新台動向を予想しながら、この戦略を提案してみます。