デルパラが鹿児島のモリナガ10店舗をグループ化しました。
モリナガの歴史を辿ると、1948年に親会社の城山観光が前身となる森永キャンディストアーを鹿児島で開業。1954年にパチンコ店の森永会館(総台数280台)を開業。
2008年までは親会社の遊技部門だったのが分社化して株式会社モリナガとなり今日に至るというわけです。
城山観光といえばホテルというイメージでしたが、パチンコ事業が先だったんですね。
2015年に2店舗グランドオープンして以来、10年間は大きな変化はなし。記事によると経営的な問題ではなく今後のパチンコ業界の競争激化を見据え、企業体力の強化による従業員の雇用維持を最優先に考えたとの事。
以前から譲渡を検討していたらしいですが、こういう企業は潜在的に増えてきてると感じます。年末に予想したようにお店単位ではなく企業規模のM&Aはこれから増えていきそうです。
そしてモリナガ10店舗を取得したデルパラグループは近年M&Aを活発に行っている企業の一つ。
大きなところでいえば2023年に岡山のバージングループのほぼ全店を取得。お店単位で言えば北は茨城、西は山口と幅広いエリアでM&Aを進めています。
去年は東京都内で更地から1,000台規模の大型店をグランドオープンするなど勢いが凄いです。これでデルパラは30店舗を越え、鹿児島へ初進出。
機を見てデルパラブランドへ進めていく可能性もありますが、しばらくはこのまま営業を続けていくような気がします。
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