パチンコと一括りに表現されていますが、実はパチンコにはさまざまな種類があります。
その中でも知っておきたいジャンルの一つに、「一発台」というものがあります。
1980年代にとても注目を集めたジャンルであるため、耳にしたことがあるかもしれません。
しかし、一発台とは何かと聞かれたらわからない方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、パチンコの一発台について詳しく解説します。
一発台が何かわからない、わかるけどおすすめの台がわからないという方は、ぜひ参考にしてください。
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パチンコの一発台とは？
パチンコの一発台は、パチンコ店の営業方針として定められたパチンコのジャンルの一つです。
指定された入賞口への入賞、もしくは大当たりの状態を1回引ければ、規定の出玉を手に入れられる台のことを意味しています。
本来ならば役がかかった状態になっても、数十から数百発ほどしか玉を得られません。
しかし、一発台として使われる台は店舗側が意図的に釘を調整することで、半永久的に役がかかった状態を維持できるのが特徴です。
一発台は、打ち止めになるまで一気に出玉を手に入れられる、とても魅力的な台です。
ただし、一発台というジャンルは遊技機規則による分類というわけではなく、店舗や利用者がその台の特徴から名付けた俗称であるため、注意しましょう。
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パチンコの一発台の歴史
一発台が登場したのは、1980年代です。
以前ホールで凄まじい人気を博していたデジパチは、1980年に登場してから少しの間は1回の大当たりで出玉は無制限でした。
しかし、何度も規制を受けて大幅に出玉を制限され、1984年ころになると利用者が大幅に減少します。
その利用者を取り戻すべく、店舗側がデジパチに相当するような台として登場させたのが一発台です。
その後、1990年ころになると一発台は、設置と製造などが禁止されてしまいました。
一発台に準じたゲーム性を持つ台は一部登場しましたが、一発台とは異なり半永久的に出玉を獲得できるわけではありませんでした。
ただ、2016年になると大一商会からリリースされたCR天下一閃で、一発台という呼び方が復活します。
マルホンからも、一発台としてCR天龍∞がリリースされています。
2021年以降は、往年の名機として名高いスーパーコンビのリメイク台がリリースされ、ゲージ内の演出の一つではあります。
チューリップの開閉によって、入賞口への誘導が復活するといったさまざまな一発台が、登場することになりました。
紆余曲折あったからこそ、今でも飽きることのない魅力的な台がそろっているともいえます。
過去のパチンコの一発台を一挙紹介
「過去の一発台はすごく人気で魅力的だったことはわかったけど、どんな台があったの？」
という方のために、過去の一発台を紹介します。
| 年代 | タイトル |
|---|---|
| 1985年 | スーパーコンビ |
| 1988年 | エルライン |
| 1989年 | ベータ ジェットライン |
| 1990年 | ジャスティ |
上記のような台は、規則が改正されて製造禁止となるまでは、かなりの人気を誇っていました。
いずれも一発台として、代表的な台といえるでしょう。
今でも懐かしむ声は一部存在しますが、復活している、リメイクされているのはスーパーコンビのみです。
1980年代から1990年代の台は、液晶といった複雑な役物はなく、非常にシンプルな台が導入されていました。
歴史を振り返ると、すべて一度は打ってみたい台ですよね。
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パチンコの一発台が何なのか、どのような歴史を持っているのかわかったところで、おすすめの台10選を紹介します。
いずれも非常に魅力のある台ですが、それぞれの特徴が異なります。
どの台が自分に適しているのか、楽しく打てそうなのか確認しながらみていきましょう。
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P天龍∞2
大当たりがでれば約6,000発に加え、闘龍門にも成功すればプラスで6,000発を手に入れられる、一撃で12,000発が期待できる台です。
最近よくみられる派手な液晶だったり、演出だったりはみられませんが、天龍シリーズの代名詞といわれる3段クルーンを備えています。
3段クルーンへ入るための第一関門は、無限回廊といわれており、無限を描くような動きが注目されています。
パチンコをはじめたばかりの方でも、当たりと外れがわかりやすい単純な作りとなっているため、悩むことなく素直に打つことを楽しめるでしょう。
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Pスーパーコンビα7500
一発台といえばこれだという人気の台で、スーパーコンビの新シリーズとして注目を集めています。
右に左に揺れている一段階目の役物を通せられれば3穴クルーンだけで、7,500発を一撃で期待できる一発台の名に恥じないスペックを備えています。
3穴クルーン、大当たりBGMが再現されていることで、過去に1発台を打ったことがある方はより楽しめるでしょう。
Pうまい棒4500〜10500
「うまい棒」といわれれば誰もが知っている駄菓子であるため、身近に感じる台です。
液晶演出および役物が混ざったゲーム性であり、役物だけでは少々物足りないと感じる方に向いています。
大当たりすれば、約4,500発を一撃かつ確定で手に入れられます。
残り保留で大当たりした数によっては、追加で約1,500発が手に入るため、MAXは約10,500発と火力は文句なしです。
Pトキオブラック4500
少し古くはありますが、長い間利用者に愛されているトキオシリーズの良さを活かした台です。
最初の羽根を含めた4つの役物をパスできれば、約4,500発を一撃で狙えます。
タワー演出の評価はとても高く、単純であるにもかかわらず楽しさと、おもしろさの両方を兼ね備えています。
凝った演出があるわけではありませんが、BGMを聴いているだけでもワクワクとドキドキが止まらない1台です。
Pミリオンゴッド-一撃-
ミリオンゴッドシリーズなので、知っている方も多いのではないでしょうか？
天空の神殿と天空の門、メデューサの砂時計、最終王座の間を通せられれば、約5,000発が確定で手に入ります。
役物の形が少し複雑であるため、現代に近い役物で楽しみながら打てます。
5,000発のあとに液晶での演出がスタートし、20%ほどの確率ではありますが、5,000発が加えられるため、万発も期待できるのが魅力です。
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P天龍∞ 2400
竜の爪といわれるはじめの関門を通過すれば3段クルーンに到達可能で、2,400発程度の獲得を期待できます。
一撃が少ないので魅力を感じにくいかもしれませんが、3段クルーンには達しやすくなっているほか、凝った演出もなく初心者でも打ちやすい1台です。
ただし、置いている店舗が少ないため、もし見つけたのであれば積極的に打った方がよい台といえます。
PニュートキオGREEN
2024年2月にリリースされた比較的新しい台です。
役物の構成は、トキオシリーズの王道を受け継いでいるため、始動口に入ったあとの羽根の開放やミニタワー分岐のあとはタワーで上昇します。
3R、5R、10Rにわかれており、仮に10Rを引けたら1,134玉程度を一撃で得られる可能性があります。
そもそもトキオシリーズが好きであれば、絶対におすすめしたい1台です。
Pファンキードクター 悪魔12000ver.
一発台には、やや珍しい液晶の演出がメインの台です。
一撃はなんと12,000玉程度であるため、非常に魅力的にみえるでしょう。
役物は全くありませんが、単純な目に見える玉の動きから、一気に大量の玉を得られるのがメリットです。
短時間でも大きく勝つことを期待できるため、仕事終わりに打ちたい方や短時間で勝ちを狙いたい方におすすめです。
数多くの店舗に置かれているため、台がないという心配もあまり必要ないでしょう。
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P ANOTHER WILD RODEO～スギちゃんっス～
一発台は、決められた入賞口に入れることを目的とする台が多い傾向にあります。
しかし、この台は玉を落とさないことを目的としたやや特殊な台です。
ロデオチャレンジで決められた秒数落とさなければ、1,350玉程度が一撃で確定します。
ちなみに、ロデオチャレンジが終わると「スギちゃんっスモード」が起きて、3秒あるいは20秒連チャンが発生します。
失敗するまで、永久的に一撃1,350玉が繰り返されるのが特徴です。
P GOGOピラミッド危機一発4500
特長はなんといっても、その釘の数の多さでしょう。
はじめに飛び込み口に玉を飛ばして、数多くの釘をうまく抜けてクルーン入り口に投下できれば2穴クルーンに着き、50%程度の確率で当たれば4,500玉程度を一回で手に入れられます。
MAX5回連続で当たりに入れられれば、22,500玉をなんと一撃で獲得可能です。
止め打ちが必要のない台を希望する場合は、おすすめしたい1台です。
Pワイルドロデオ6750
豊丸から登場した「Pワイルドロデオ6750だぜぇ」も、おすすめです。
デジタルと役物の2段階抽選を採用しており、従来の台と異なる発想のゲーム性で多くの人を魅了しています。
デジタルが3つそろうことでロデオチャレンジに突入し、制限時間内で玉が落ちなければ大当たりです。
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パチンコの一発台に関するよくある質問
ここでは、パチンコの一発台に関するよくある質問に回答します。
一発台で勝ちたい方やより一層楽しみたい方は、それぞれの回答を確認しましょう。
- パチンコの一発台は勝てますか？
-
パチンコにおいて、絶対に勝てる台は存在しません。
しかし、一発台というジャンルは一撃で数千発を狙えるものから、多いと万発を狙える台も存在します。
絶対に勝てるとは言い切れませんが、それぞれの台の特徴や大当たりの確率を知ることで、勝つ確率をあげられるでしょう。
- パチンコの一発台はなぜ数が少なくなったのですか？
-
1980年代に登場して非常に人気を博していましたが、規制が入ったことにより規模の縮小、もしくは撤退を余儀なくされたからです。
しかし、2016年に入って一発台の呼び名が復活してからは、リメイクされた台や新しい台も追加されています。
台によっては置かれている店舗が限定されているものもあるため、打ちたい場合は置かれているのか事前に調べてから打ちに行きましょう。
- パチンコの一発台はどのような人に向いていますか？
-
パチンコの一発台は、初心者から上級者までさまざまな方に向いています。
特に初心者の方は、いきなり複雑な台を打つよりも当たり外れがわかりやすいような台や、シンプルな台が打ちやすくおすすめです。
その点、一発台はシンプルな台が多いため、どの台でも打ちやすく楽しめるでしょう。
万発を狙える台もあるため、勝ちたい方にも向いています。
パチンコの一発台おすすめランキング
パチンコの一発台はジャンルの一つで、指定された入賞口への入賞あるいは大当たりの状態を1回引ければ、規定の出玉を手に入れられる台のことです。
一時衰退しましたが、現在は復活しているためさまざまな台があります。
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