日遊協が定例理事会、申請書類等の省力化で経費大幅減

日遊協は9月12日、定例理事会に伴う記者会見を開催。貯玉・再プレーシステムに関するガイドラインや、電子化検討会の審議状況について報告した。

冒頭、西村拓郎会長は5年ぶりに再開した皇居での清掃活動や、10月に行う盲導犬チャリティゴルフコンペなど直近の社会貢献活動について説明した。さらに、貯玉・再プレーシステムに関するガイドラインの制定については「長年業界が望んでいたことが実現できた。これは広告宣伝、専用賞品提供に次ぐ警察庁としての大英断で、業界を後押ししてくれている表れでもある。手数料システムの導入については県遊協単位なのか地域なのか、まだこれから詰めていく段階」と述べ、行政と円滑に協議を進めていく上でも3つのガイドラインを遵守することが大前提であることを強調した。

その他、電子化検討会の審議状況については、申請書類等の省力化により届出書類が20万件減、添付書類は830万枚減と大幅な経費削減につながっており、今後もさらに削減できるものは業界全体で可能な限り進めていくとした。また自己申告・家族申告プログラムの推進状況については、8月末現在で自己申告が91.6%、家族申告が86.6%で推移し、全国的に導入率が高まっていることが報告された。

日遊協_定例理事会

西村拓郎会長

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