MIRAIが9月度定時理事会、抽象度が高いパーパスの課題に言及

MIRAI_定時理事会

MIRAIぱちんこ産業連盟は9月18日、都内台東区の上野オーラムにて9月度定時理事会を開催し、金光淳用代表理事と佐藤公治副代表理事が記者会見に臨んだ。

理事会では、正会員に㈱プローバ、賛助会員に㈱ARIGATO、㈱坂井田設計事務所の新規入会を承認。報告事項では、8月21日から2日間、石川県加賀市で行われた夏季合宿の振り返りや、11社18名が参加した珠洲市での災害復興支援ボランティア活動を報告した。

会見では、広告宣伝検討会で進めているQ&A集に関し、佐藤副代表理事は「質問が多かった来店イベントやおすすめに関して4団体の意見をとりまとめ、行政との最終確認段階に入っている。曖昧な部分をきちんと線引きするガイドラインとして、今後も4団体がきちんとグリップを握っていきたい」と進捗状況を説明した。また、夏季合宿と関連して業界パーパスの未来像について金光代表理事は「パーパスは抽象度が高いため何通りも考え方があるが、業界として特に若年層ファンの拡大に重点を置きたい。ホールの広告宣伝費やメーカーの研究開発費などを考えると推計2,000億円が既存ファンに拠出されているはずで、その内1%でも2%でもノンユーザーの集客費に充てればインパクトも大きい。そのために効果的な方法も模索していければ」と所感を述べ、夏季合宿のディスカッションで挙がった各種課題も業界団体に共有しながら改善提案していく方針だという。

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