シーズリサーチはこのほど、「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2024」(調査元:シーズリサーチ)の参加人口と遊技者の動向に関する調査結果の速報版を公表した。レポートによると、2024年の遊技参加人口は約842万人となり、昨年比で約33万人増加。年代別では、20代以下の参加人口が増加した。
パチンコ・パチスロ別の参加人口は、パチンコが約757万人(約26万人増)、パチスロが約615万人(約46万人増)で、いずれも増加した。全体の参加人口は、昨年の過去最低遊技人口から一転、2022年程度の水準まで回復したが、新型コロナウィルス以前の参加人口までは回復していない。年代別の構成割合では、パチンコ・パチスロとも20代以下で増加が見られ、特にパチスロが高くなっている。このことについて同社は、「2022年年末から導入されている”スマスロ”は遊技機のバリエーションも増え、稼働も良いことから、そのあたりも影響しているものと考えられる」と分析、「新型コロナウィルス以前の参加人口(1千万人程度)まで回復する為には、引き続きパチンコ・パチスロの魅力を、休眠層ならびに新規層にどう訴求していくかが課題となる」とまとめている。
また、平均遊技時間別では、パチンコは昨年と傾向に大きな変化はないが、パチスロは3時間~8時間までの割合が増加。遊技頻度別では、パチンコはヘビー(週2回以上)・ミドル(週1回程度)層が微減する一方、ミドルライト(月1~2回程度)層が昨年からやや増加。パチスロは、レア(年1~3回程度)層がやや減少するも昨年と同様の傾向となった。
調査は、WEBアンケートにて2024年2月下旬に、スクリーニング対象者数41,077サンプル、本調査1,500サンプル(過去1年以内の遊技経験者)を対象に実施した。調査エリアは、2大都市圏を中心に政令指定都市を含む道府県、その他地方を合わせた全国47都道府県。
本調査をはじめとする遊技者の動向データをまとめた「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2024」(発行:シーズリサーチ)は、現在発売中。
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