日遊協中部支部は7月3日、キング観光サウザンド栄若宮大通店(名古屋市中区)にて「子どもの車内放置撲滅キャンペーン」活動を実施した。
当日は、日遊協中部支部・権田淳副支部長、中部遊商・横山正人理事、回胴遊商中部・北陸支部・石川隆行副支部長、京楽産業.、キング観光従業員のほか、愛知県中警察署生活安全課・加藤圭介課長をはじめ、名古屋市中央児童相談所相談課、名古屋市中区役所民生子ども課からも多数が参加し、車内の点検や子どもの車内放置撲滅を訴えるチラシを配布した。
権田中部支部副支部長(キング観光副社長)は、「中部地区では、平成24年にパチンコ店駐車場で乳児の車内放置による死亡事案がありました。長年、ホール駐車場での巡回励行を行っていましたが、それを受けて翌年からさらに取組みを強化していたところです。コロナ禍により、一時中止していましたが、昨年より再開して、二度と同じような事案が発生することないよう、啓発活動を続けていきたいです」と挨拶。参加者は、ホール駐車場で「やめて!子どもの車内放置(ー社)日遊協」と書かれたタスキをかけ、懐中電灯を手に車の中を一台一台のぞき込み後部座席までくまなく確認するなど、真剣な面持ちで点検を実施した。また、店舗と立体駐車場の入り口に「子どもの車内放置は、児童虐待行為です。」と書かれたポスターを掲出したほか、来店客等に「子どもを連れて来ちゃダメ」「子どもの車内放置は児童虐待行為です。」と書かれたチラシを配布し、広報・啓発活動を行った。
今回の活動は、愛知県警による夏の防犯活動に併せた合同パトロール、駐車場等における車両関連犯罪(車上ねらい、自転車盗等)の抑止活動も合わせて行われた。加藤生活安全課長は、「管内で本日、今年初めての熱中症警戒アラートが発令されました。周りの方々含めて、この事案について目を向け注意していただけるよう、この度のキャンペーン活動が多くの方に周知されればと期待しています」と述べた。
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