藤商事は5月10日、決算を発表。2024年3月期の連結業績は売上高369億83百万円(前期比6.1%増)、営業利益48億80百万円(同25.9%増)、経常利益49億23百万円(同21.1%増)、純利益36億43百万円(同31.2%減)だった。パチンコ機の販売台数が計画より下振れしたが、パチスロ機が前期比28%増と計画を上回る販売実績を達成した。
パチンコ機の販売台数は6.1万台(前期比8.9%減)、売上高は237億41百万円(同6.1%減)。新規タイトルとして「Pゴブリンスレイヤー」、「スマパチ RAVE覚聖ループ」、「Pリング 呪いの7日間3」、「スマパチ ゲゲゲの鬼太郎 獅子奮迅SP」などを市場投入したほか、「Pとある魔術の禁書目録2」、「P緋弾のアリア~緋緋神降臨~ラッキートリガーVer.」、「P FAIRY TAIL これが七炎竜の力だ」など、その他シリーズ機種を継続販売した。
パチスロ遊技機では、「Lゴブリンスレイヤー」の本格導入に加えて、新規タイトルとして「パチスロ 戦国†恋姫」、「スマスロ とある魔術の禁書目録」などを市場投入し、販売台数は2.9万台(前期比28.1%増)、売上高は132億42百万円(同38.0%増)となった。
2025年3月期の連結業績予想については、遊技機販売台数をパチンコ機7.2万台、パチスロ機1.8万台とし、売上高370億円、営業利益50億円(同2.4%増)、経常利益50億円(同1.5%増)、純利益37億円(同1.5%増)を見込んでいる。
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