余暇進(佐藤正夫代表理事・会長)は3月12日、令和6年3月度の理事会・部会を開催した。今回は2022年9月に設立された一般社団法人全日本学生遊技連盟(学遊連)から講師として同連盟営業部長の新留大祐氏と同連盟学生理事の浪岡将史氏を招き、昨年初めて開催した全国の大学生がパチンコ・パチスロの実技と知識を競う「PS:JAPAN2023」をはじめとした学遊連の取り組み状況について話を聴いた。
講演では、新留氏が学遊連の活動について、全国ぱちんこ大会「PS:JAPAN」の開催を起点に、学生に対してパチンコ・パチスロ遊技を訴求するとともに、PS:JAPANと絡めた関連企画を連動させ、また、SNSを使い情報接点を増やすことで、これまでパチンコ・パチスロに関心の無かった層へのアプローチを続けている、と説明。その成果のひとつしてPS:JAPANへ参加するために初めてパチンコ・パチスロへ挑戦した学生や、大会へ出場し会場となるパチンコホールや業界関係者と接点を持つことで遊技業界に対するイメージが良くなったという声が聞かれていると語った。さらに学遊連では業界関連企業のリクルート関連イベントへのエントリー促進など遊技業界へのリクルート支援も行い、実際に採用に至る結果も上がっている、と報告。「学遊連はパチンコ・パチスロへの偏見を無くしエンターテイメント産業であることを知ってもらうための活動をしている」とまとめた。
学生理事の浪岡氏は、学生目線から最近の学生の余暇の過ごし方から情報コミュニケーションの実態について紹介した。その中で初めてパチンコ・パチスロへ参加するには情報不足である点を具体的に紹介しつつ、パチンコホールにおける広告宣伝の実態についても学生たちが求めるニーズにマッチしていない状況を説明した。
このほかMリーグなどの台頭で人気が高まっている麻雀についても麻雀サークルと交流を深め、パチンコ・パチスロへも関心を持ってもらえるよう幅広く普及活動を行っていると紹介があった。浪岡氏は遊技業界に対し「PS:JAPANを上手に利用してもらって若年層へのアプローチにつなげてもらえたらなと思う」と関連企業へ呼びかけた。
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