遊技事業を中心に総合エンターテイメント事業を展開する延田エンタープライズ(大阪市中央区、延田尚弘 代表取締役社長)は、4月1日より全社員・パートアルバイトを対象に基本給のベースアップを行う。2022年12月に続いて2度目のベースアップとなる。
新型コロナウィルスやロシアによるウクライナ侵攻などによる世界的な物価高騰を契機に、日本でも企業の価格転嫁が進んだことによる物価上昇が継続している。このような状況を受け、”潤沢な資金を有する企業に限らず、非上場の企業においても、従業員の雇用や生活を守ることを第一と考える”という延田代表の信念により、今回のベースアップが実現した。ベースアップを行うことで、従業員やその家族の生活の安定を図るとともに、労働環境の改善が日本全体へと広がっていくことも視野に入れる。
ベースアップの対象となる2,854名の内訳は、正社員(1,158名)、パート・アルバイト(1,696名)。4月1日より正社員が月額1万円、パート・アルバイトが時給50円の一律ベースアップを行う。
同社は、「この厳しい市場環境下でありながら、遊技場を中心に常に新しい顔を見せ続ける温浴施設、今年で第22回を迎える『NOBUTA GROUP マスターズGCレディース』の大会地であるマスターズゴルフ倶楽部は多くの方に愛され、当社の業績も堅調に推移しています」としている。
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